空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みていた記事メモ(2015-04-03)

2015-04-03 00:59:07 | Weblog
 でまあ,財団さんへの申請等を考慮するわけですが(日記)。

BBC IS militants 'enter Yarmouk refugee camp' in Syrian capital 1 Apr 2015

 シリア。ダマスクス近郊のパレスチナ人難民キャンプYarmoukの相当領域をIslamic Stateが支配下におさめたと。これはシリア首都近郊への、最初の大規模攻撃であると。

BBC French Alps avalanche kills three tourists 1 Apr 2015

 グルノーブル近くで雪崩。3名死亡。これはジャーマンウィングス機の墜落箇所とは別。ではあれ、墜落地点の捜索作業の大変さがこれによっても推測できようというもの。

BBC Germanwings crash video 'must be handed to investigators' 1 Apr 2015

 墜落したジャーマンウィングス機の最後の映像を持っているひとに、捜査のためそれを提供してくれとの呼びかけ。BildやPars Matchといった報道機関が機体のなかから撮影した映像を持っていると話しているという。

 まだ、捜査機関側は、現場から発見されたmobile phoneを検査していないそう。
 …じゃあどこから映像が出てきたんだという…。

BBC Islamic State conflict: Iraq declares Tikrit 'victory' 1 Apr 2015

 イラク政府軍がIslamic Stateからティクリートを奪還したと誇る。この手の記事で"magnificent victory" なんて単語はめったに見ない。

 ところでこの作戦には、純正イラク政府軍だけではなく、もちろん米空軍が援助したわけだが、さらにはイランが背後についてる民兵団も戦列の重要な一部をなしたそうであり―

 ―かつてのイラン・イラク戦争のことを想起したり、米地上軍が展開していた頃のイランとイラクの仲の微妙さを思い出したりすると、どこからどうみてののーてんきそうな幸せいっぱいIranian-backed militiamenのお顔に私は何をいっていいのかどうにも微妙。

 いやまあ、国民的和合の第一歩かもしれませんが、そのためには共通の敵が必要だったのかなーとか。

 というか作戦初期にはイランの革命防衛隊の将軍が戦列にいたとか。
 流石に米軍が呼び寄せられたら、シーア派がボイコットし始めたとか。

BBC Kenya Garissa students taken hostage by al-Shabab 2 Apr 2015

 ケニア北東部Garissaでal Shabab勢力が大学を襲撃、無差別発砲して15名ほど殺害、学生を人質にとった。安否未確認の学生は500名に及ぶというが、さしあたりal Shababはムスリムを逃がしてキリスト教徒だけを人質に取っているという由。

BBC Alps crash: Lubitz 'had treatment for suicidal tendencies' Mar 30, 2015
BBC Flight 4U 9525: What happened in the final 30 minutes Mar 30, 2015

 ジャーマンウィングスのコパイロット、Lubitz氏はかつて自殺志向を持っていて、その治療を受けたことがあった―ということを伝える記事。この件については、パイロットになる数年前のことであり、今回の事件に対して直接的な理由となるわけではない、ということは注意が必要。但し最近まで医者にかかっており、そちらについては別である。

 慎重に続報を待つ、などするのが正しい態度だが、ガールフレンドが伝えたという「"One day I'm going to do something that will change the whole system, and everyone will know my name and remember"」というLubitzの過去の言動は、なんというか、厨二病全開だなーと。

BBC Red Cross aid worker killed in Mali Mar 31, 2015

 マリ。赤十字のエイドワーカーが乗った車に銃撃、1名死亡1名負傷。Mujaoが犯行声明。車両は赤十字のマークをつけて、必需品の医療資材を取りにいくところだった。車両は、のち、放火された由。

CNN-Japan 千年前の薬で耐性菌が死滅 中世の医学書から再現 2015.04.01 Wed posted at 13:38 JST

1000年前の中世の医学書に記されていた眼病の治療薬に、抗生剤の効かない耐性菌を死滅させる手がかりがあるかもしれない――。そんな研究結果を英ノッティンガム大学の研究チームが発表した。この治療薬の製法は、大英図書館が所蔵する10世紀の医学書「Bald’s Leechbook」に、眼病の治療薬として紹介されていた。同書は世界最古級の医学書といわれる

 面白い。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メモ(日記) | トップ | Garissa University事件;イ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事