日本の国立大学の法人化以降の失敗は、組織同士で競争させ、組織にお金を付けてきたことです。発想というのは個人のものであり、組織に埋め込んでしまっては駄目なんです。自分の研究を抑制してでも組織に尽くさないといけなくなり、いい研究を圧殺する結果になる。
— 山極壽一 京都大学総長の名言bot (@yamagiwa_j_bot) 2016, 1月 27
ご尤もだが、一応反論は用意されているかと思われる。即ち、個々人をアトム状態にしていては”文殊の知恵”は出てこないだろう、それゆえ、さしあたり組織におカネをつけることで組織内の協働を促進し、以て新規の分野融合的な知的創出を可能にする―。
そんなわけでそういう方向での優等生がちらりとメモを書き込んでみる。
但し、まあそんなうまく机の上で図面書いてるひとたちの思惑が実現するとは限らないわけであり。そんなステキな偶然の可能性はあまりないのであり(半ば強制的に協働状況を作ろうという方向ではあったのだろうけど、まあ強要されたら反発したくなるよね)。乗ってくれるひとがいなければ進まないのではあり。
なのでぼくはカネが尽きた段階で本学における協働プロジェクトから撤退するよー、とか考えてる今日この頃。
窓から、雪降る外を眺めながら―
鹿児島の方が「雪国の方々には大げさに思われるかもしれないけど数十年ぶりだから勘弁して」みたいなツイートしてるのを見かけて雪国の私は違和感を感じたので、雪国から見る各地方の積雪に対する「北から目線分布図」を作ってみた pic.twitter.com/K51jbljiI0
— こだれでら (@kodaredera) 2016, 1月 25
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