空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

元駐マリ・米大使語る

2013-02-14 22:40:45 | Newsメモ
 身代金がイスラミスト戦闘員強化に役立てられてきたのだと。

BBC Mali conflict: French ransom cash 'funded militants' 8 February 2013

 フランスは2010年にNigerのウラン鉱山で捕まった人質たちを解放するのに1700万ドルを支払ったとVicki Huddlestonは語る。ドイツを含む他のヨーロッパ諸国は,あわせて9000万ドルにも達しようという金銭を支払ったのだという。

 もちろん,フランスをはじめ諸国は身代金など支払っていないと主張するが―al Qaedaの輩は善意から人質を解放するなどしはしないのだという(まあal Shabab系列でも車椅子使用の癌患者・心臓疾患者をただ死なせた過去はある)。

 実際,「身代金など支払っていない!」というのはまあ事実ではあるようで―というのは,マリ政府の様々なチャンネルを通して最終的には身代金相当のモノになるということのよう。「私がマリにいたときに,実際知ったことなんだけれど―Gaoの施政官が,もうなくなってますけどね,彼はAQIM(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb)との交渉役の一人だったわね」。


 為参考:



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