記事a:MSN産経 国旗に一礼は7人だけ…官房長官「あ、そうですか」 2009.9.18 01:41
礼儀にかなったのは鳩山由紀夫首相,福島瑞穂消費者・少子化担当相など。亀井静香郵政改革・金融相,岡田克也外相ほか11名は国旗前を素通り。官房長官平野博文氏は記者会見で問われ「『あ、そうですか』という感覚だ。(一礼を)閣僚としての責任ある対応をされればいい。一礼しろと閣議決定したわけではないし、申し合わせをしたわけではない」とのこと。
『ほーりつできまってないからしなくていーんでーす。きめられてないんだから,こじんのじゆうでいいとおもいまーす』じゃねぇんだと。
国旗国歌法に死ヌほど抵抗する立場のはずの瑞穂たんまで(官房長官に疑問を発した記者の考えるところでは望ましい)「閣僚として」の対応をしてるんですが。
通例,単にやっておくだけの礼儀を敢えて欠くという積極的な行動をとったからには,つまり11名(内閣の過半)は国旗国歌法に積極的に反対する立場なわけだな? そう理解されて一向,構わないわけだな?
「あ,そうですか」じゃないんだ。閣僚たるからには,(へたすりゃ)その一挙手一投足が国家意思扱いされるんだ。だからこそ事々に注意され注目され国民感覚から異例異常と見られれば批判されるんだ。そうした敵失で大いに自民党への批判の声を高めた当の側が,このざまではならんのだ。
…今度は諸君が,そうした批判の矢面に立たされるのだから。御祝儀相場も3か月ほどが限度だろうと(※1)。
記事b:MSN産経 【新政権発足】平野官房長官、機密費でおとぼけ? 2009.9.17 21:37
記事c:毎日 平野官房長官:官房機密費? そんなのあるんですか 2009年9月18日 東京朝刊
…うん。他人の手元にあれば我慢ならんが,自分の裁量で自由に使えるとなれば,削りたくなんかないってのは人の情として当然のことかと思いますが,そーいうワタクシゴトで動かしていいわけじゃないんであって(どう悪くしても少なくとも原則的には)。
そんなこんなで,明確に新政権に敵対的な立ち位置をとるらしい産経さんです(参照:おおやにき「うかつメディア」)。イタイのは与党であったことがないのに与党風ふかしてる意識だけあったりとか,つまり何か変に特定の勢力・論者などに自己を同一化しているよーな思考回路であろうか。ああそれって世間様の酷使さまとかその反転パターンな人たちとかと同じ心性よねぇ。
ところで。議論の手法,本当のことを言いつつある種の主張を言外に含ませるという点で,記事aは大変参考になるかと思われる。
まず,産経さんの意図するところは:民主党をけなす;国旗に対する礼節の必要性の主張,であるかと思われる。
国旗に礼をしたのは7名,しなかったのは11名。この数字を挙げるだけでも,多数決的に「民主党は反n(ry」と短絡させられることだろうが,ちと具体性がないかもしれない。記事スペースが許す限りでそれぞれの組の人名を挙げるべきかもしれないが,
記事スペースは有限である;ネット上なら事実上無限かもしれないが,全員羅列されても,見る方・聞く方は覚えきれない。そーいう意味でスペースは有限。
そこで印象的な名前をぽん,と出して記事を短く引き締めることが考えられる。さあ出番だ,瑞穂たん!
ふつう考えて国家国旗への(強制的な)礼を拒絶する立場だろう瑞穂たん「さえもが」,「国旗に」,「礼をした」のだ!
えええあの反n(ryなみずぽがっ?! え,なんかみずぽ,個人的にはまあそこそこ良識もってるっぽい? つかみずぽ以下w 民主wwww
…ね? 酷使さんたち,こんな具合に考えるかも。首相含め6名の民主党閣僚が礼をした。福島社民党首以外の5人のうちの誰かの名前を挙げてもよかったのだ。しかし あ え て みずぽんを挙げる―。
―本当を言っているだけなのに,記事bのような敵対風味全開でないのに,なんと政治的な文章となることか。
これが文章の力。「本当のことを言う」ことの力。…トリミングの力。
しかしこれもそこそこ高度な知的作業ではあると思われ,まーテキトーにlanguage of hateな感じにヒャッハーぶちまけるほーが頭使わないですむから楽だよネ。
あと,産経的にはみずぽんを褒めることになるわけですけど,別に多少ほめたところで,さほどみずぽんの株が上がるの下がるのってこともあんめぇ。
※1:読み返して思いましたけど,これ,みずぽんをダシにして「あるべき礼節を持たなかった」人々を非難する記事で,みずぽんを褒める意図はほぼないんでしょうね。
しかし,うまい人選です。論争的な話題に絡め,特にシンボル的な人を配するのはお見事,というべきか。
礼儀にかなったのは鳩山由紀夫首相,福島瑞穂消費者・少子化担当相など。亀井静香郵政改革・金融相,岡田克也外相ほか11名は国旗前を素通り。官房長官平野博文氏は記者会見で問われ「『あ、そうですか』という感覚だ。(一礼を)閣僚としての責任ある対応をされればいい。一礼しろと閣議決定したわけではないし、申し合わせをしたわけではない」とのこと。
『ほーりつできまってないからしなくていーんでーす。きめられてないんだから,こじんのじゆうでいいとおもいまーす』じゃねぇんだと。
国旗国歌法に死ヌほど抵抗する立場のはずの瑞穂たんまで(官房長官に疑問を発した記者の考えるところでは望ましい)「閣僚として」の対応をしてるんですが。
通例,単にやっておくだけの礼儀を敢えて欠くという積極的な行動をとったからには,つまり11名(内閣の過半)は国旗国歌法に積極的に反対する立場なわけだな? そう理解されて一向,構わないわけだな?
「あ,そうですか」じゃないんだ。閣僚たるからには,(へたすりゃ)その一挙手一投足が国家意思扱いされるんだ。だからこそ事々に注意され注目され国民感覚から異例異常と見られれば批判されるんだ。そうした敵失で大いに自民党への批判の声を高めた当の側が,このざまではならんのだ。
…今度は諸君が,そうした批判の矢面に立たされるのだから。御祝儀相場も3か月ほどが限度だろうと(※1)。
記事b:MSN産経 【新政権発足】平野官房長官、機密費でおとぼけ? 2009.9.17 21:37
記事c:毎日 平野官房長官:官房機密費? そんなのあるんですか 2009年9月18日 東京朝刊
…うん。他人の手元にあれば我慢ならんが,自分の裁量で自由に使えるとなれば,削りたくなんかないってのは人の情として当然のことかと思いますが,そーいうワタクシゴトで動かしていいわけじゃないんであって(どう悪くしても少なくとも原則的には)。
そんなこんなで,明確に新政権に敵対的な立ち位置をとるらしい産経さんです(参照:おおやにき「うかつメディア」)。イタイのは与党であったことがないのに与党風ふかしてる意識だけあったりとか,つまり何か変に特定の勢力・論者などに自己を同一化しているよーな思考回路であろうか。ああそれって世間様の酷使さまとかその反転パターンな人たちとかと同じ心性よねぇ。
ところで。議論の手法,本当のことを言いつつある種の主張を言外に含ませるという点で,記事aは大変参考になるかと思われる。
まず,産経さんの意図するところは:民主党をけなす;国旗に対する礼節の必要性の主張,であるかと思われる。
国旗に礼をしたのは7名,しなかったのは11名。この数字を挙げるだけでも,多数決的に「民主党は反n(ry」と短絡させられることだろうが,ちと具体性がないかもしれない。記事スペースが許す限りでそれぞれの組の人名を挙げるべきかもしれないが,
記事スペースは有限である;ネット上なら事実上無限かもしれないが,全員羅列されても,見る方・聞く方は覚えきれない。そーいう意味でスペースは有限。
そこで印象的な名前をぽん,と出して記事を短く引き締めることが考えられる。さあ出番だ,瑞穂たん!
ふつう考えて国家国旗への(強制的な)礼を拒絶する立場だろう瑞穂たん「さえもが」,「国旗に」,「礼をした」のだ!
えええあの反n(ryなみずぽがっ?! え,なんかみずぽ,個人的にはまあそこそこ良識もってるっぽい? つかみずぽ以下w 民主wwww
…ね? 酷使さんたち,こんな具合に考えるかも。首相含め6名の民主党閣僚が礼をした。福島社民党首以外の5人のうちの誰かの名前を挙げてもよかったのだ。しかし あ え て みずぽんを挙げる―。
―本当を言っているだけなのに,記事bのような敵対風味全開でないのに,なんと政治的な文章となることか。
これが文章の力。「本当のことを言う」ことの力。…トリミングの力。
しかしこれもそこそこ高度な知的作業ではあると思われ,まーテキトーにlanguage of hateな感じにヒャッハーぶちまけるほーが頭使わないですむから楽だよネ。
あと,産経的にはみずぽんを褒めることになるわけですけど,別に多少ほめたところで,さほどみずぽんの株が上がるの下がるのってこともあんめぇ。
※1:読み返して思いましたけど,これ,みずぽんをダシにして「あるべき礼節を持たなかった」人々を非難する記事で,みずぽんを褒める意図はほぼないんでしょうね。
しかし,うまい人選です。論争的な話題に絡め,特にシンボル的な人を配するのはお見事,というべきか。
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