マスコミはこうした場合、かなりいい確率で助教と准教授を間違えるので、ちょっと自分でも調べてみたよ!
APU NEWS 本学卒業生のマスコミ報道について 2016/7/21
「一部メディアで、テロを行っている過激派組織へ本学卒業生が関与している可能性について報道されました。もしこの報道が事実であれば極めて残念です。近年、世界で発生しているテロや暴力等による抑圧的な行動は、「自由・平和・ヒューマニティ」や「国際相互理解」といった本学が掲げる理念に照らして、断じて認めることはできません」云々。
報道によれば、また以下のKAKENデータによれば准教授だったそうだが:
KAKEN Knowledge and learning and international business development for Japanese apparel companies in Southeast Asia
「研究代表者 DEBNATH Sajit・C 立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (20611627)」
若手Bを2016年度―2017年度(2018.03.31まで)。つまり基盤どころか、若手Bをとる前で准教授採用かーいいなーとか思う今日この頃。
総額1,820千円か。まあ、この金額は本人の手にはさわりもしなかったものと思われ、問題ない:
産経新聞 バングラ当局 立命館大元准教授? 公開捜査 1月から不明 日本で過激化か 2016.7.20 23:54
「大学側によると、勤務態度に問題はなかったが突然、大学に来なくなり音信不通になったという。無断欠勤が続いたため大学は3月16日付で解雇した」
つまり、上掲のKAKENは採用の事実を伝えるだけのもの、ということに。
そしてその予算が浮いた分、誰かの科研費になるのだ! 素晴らしい、転用もなにもかもが予防されたわけだ。
Research Map DEBNATH (SAIFULLAH OZAKI) Sajit C. (Mohammad) 更新日: 16/07/06 10:34
…更新日、この間じゃないか。
北海道新聞 元准教授、過激派に資金提供疑い バングラ警察、両親宅捜索 07/21 19:10
「日本人7人が犠牲となったバングラデシュ飲食店襲撃テロ後、地元警察が公開捜査を始めた立命館大(京都市)の元准教授が、イスラム過激派に資金提供していた疑いがあることが21日、地元警察関係者への取材で分かった。警察は今年1月、過激派の事件に関与した疑いで、東部ナビーナガル近郊にある両親宅を捜索した」
で、その後、連絡が取れなくなった―というのだが、Research Mapって自動更新されるんだっけか。まあ僕も更新した覚えはない。
産経新聞 【ダッカ人質テロ】IS関与?の立命大元准教授 寡黙で目立たぬ存在、イスラム教「喜捨」論文も 2016.7.21 08:31
「今年1月から突然、授業を無断で休み、行方が分からなくなっていた」
「立命館アジア太平洋大(大分県別府市)のホームページによると、元准教授は大学院生だった平成21年、サウジアラビアで開かれた国際会議に出席。東アジア経済に関する研究成果を発表し「研究への刺激となる質問をいただいた」と感想を述べていた。立命館大の27年の論文集にバングラデシュの貧困対策として、イスラム教の寄付の一種「喜捨(きしゃ)」が有効だとする論文を発表した」
ま、何かで目覚めちゃったんでしょ。人に迷惑をかけたがる方向に。
日経新聞 立命大元准教授を公開捜査 バングラ警察、過激派事件関与か 2016/7/21 0:48
「元准教授は昨年、日本人の妻や子供と欧州に出国して行方不明になっており、大学は今年3月、職場放棄で解雇した」
巻き添えになった妻子はかわいそうである。
「欧州へ出国後の足取りは不明。バングラデシュ当局から日本への捜査共助の要請などはなく、トルコに入国を試みたが拒否されたとの情報もある」
「米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、元准教授を含む3人の容疑者がバングラデシュ国内の戦闘員と過激派組織「イスラム国」(IS)関係者を結ぶ「連絡要員」として活動していたとみられると報じた」
こうなると、資金提供というのもたかが知れたものだろうし、連絡要員としては(まあ使う側としては安心・安定であろうが)そう高級でもなさそう。渡航の手腕も真剣なプロの仕業とまではみえなさそう。とはいえ、ダッカ人質テロ自体、プロの仕業ではないっぽいし。
…なにより困ってしまうのは、昨年8月段階ではまだ研究人生(のカバー)を継続するくらいの気持ちのひとが、ガチもんのテロ支援者だったりした、というあたり。「君の隣の、そうだ、その彼、そいつが、そいつこそが…!」という、かなーりディストピアっぽい”未来図”が現物で展開していたというあたり。
まあ私も、みかけ・挙動がかなーり不審人物なので、それなりに人間らしさを偽装して生き延びる所存。
BBC Bangladesh mosques urged to give sermon against extremism 15 Jul 2016
しかし私もこういう公式見解に賛同する者でありまして、すくなくとも過激派扱いはされない…と信じたい。
ともあれ。
業界人の不始末ではあり、事例研究ということで簡単に調べておいた。私に下問があるとはあまり思いたくないが、あった場合は適宜このデータを使いながら答えるとする。
APU NEWS 本学卒業生のマスコミ報道について 2016/7/21
「一部メディアで、テロを行っている過激派組織へ本学卒業生が関与している可能性について報道されました。もしこの報道が事実であれば極めて残念です。近年、世界で発生しているテロや暴力等による抑圧的な行動は、「自由・平和・ヒューマニティ」や「国際相互理解」といった本学が掲げる理念に照らして、断じて認めることはできません」云々。
報道によれば、また以下のKAKENデータによれば准教授だったそうだが:
KAKEN Knowledge and learning and international business development for Japanese apparel companies in Southeast Asia
「研究代表者 DEBNATH Sajit・C 立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (20611627)」
若手Bを2016年度―2017年度(2018.03.31まで)。つまり基盤どころか、若手Bをとる前で准教授採用かーいいなーとか思う今日この頃。
総額1,820千円か。まあ、この金額は本人の手にはさわりもしなかったものと思われ、問題ない:
産経新聞 バングラ当局 立命館大元准教授? 公開捜査 1月から不明 日本で過激化か 2016.7.20 23:54
「大学側によると、勤務態度に問題はなかったが突然、大学に来なくなり音信不通になったという。無断欠勤が続いたため大学は3月16日付で解雇した」
つまり、上掲のKAKENは採用の事実を伝えるだけのもの、ということに。
そしてその予算が浮いた分、誰かの科研費になるのだ! 素晴らしい、転用もなにもかもが予防されたわけだ。
Research Map DEBNATH (SAIFULLAH OZAKI) Sajit C. (Mohammad) 更新日: 16/07/06 10:34
…更新日、この間じゃないか。
北海道新聞 元准教授、過激派に資金提供疑い バングラ警察、両親宅捜索 07/21 19:10
「日本人7人が犠牲となったバングラデシュ飲食店襲撃テロ後、地元警察が公開捜査を始めた立命館大(京都市)の元准教授が、イスラム過激派に資金提供していた疑いがあることが21日、地元警察関係者への取材で分かった。警察は今年1月、過激派の事件に関与した疑いで、東部ナビーナガル近郊にある両親宅を捜索した」
で、その後、連絡が取れなくなった―というのだが、Research Mapって自動更新されるんだっけか。まあ僕も更新した覚えはない。
産経新聞 【ダッカ人質テロ】IS関与?の立命大元准教授 寡黙で目立たぬ存在、イスラム教「喜捨」論文も 2016.7.21 08:31
「今年1月から突然、授業を無断で休み、行方が分からなくなっていた」
「立命館アジア太平洋大(大分県別府市)のホームページによると、元准教授は大学院生だった平成21年、サウジアラビアで開かれた国際会議に出席。東アジア経済に関する研究成果を発表し「研究への刺激となる質問をいただいた」と感想を述べていた。立命館大の27年の論文集にバングラデシュの貧困対策として、イスラム教の寄付の一種「喜捨(きしゃ)」が有効だとする論文を発表した」
ま、何かで目覚めちゃったんでしょ。人に迷惑をかけたがる方向に。
日経新聞 立命大元准教授を公開捜査 バングラ警察、過激派事件関与か 2016/7/21 0:48
「元准教授は昨年、日本人の妻や子供と欧州に出国して行方不明になっており、大学は今年3月、職場放棄で解雇した」
巻き添えになった妻子はかわいそうである。
「欧州へ出国後の足取りは不明。バングラデシュ当局から日本への捜査共助の要請などはなく、トルコに入国を試みたが拒否されたとの情報もある」
「米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、元准教授を含む3人の容疑者がバングラデシュ国内の戦闘員と過激派組織「イスラム国」(IS)関係者を結ぶ「連絡要員」として活動していたとみられると報じた」
こうなると、資金提供というのもたかが知れたものだろうし、連絡要員としては(まあ使う側としては安心・安定であろうが)そう高級でもなさそう。渡航の手腕も真剣なプロの仕業とまではみえなさそう。とはいえ、ダッカ人質テロ自体、プロの仕業ではないっぽいし。
…なにより困ってしまうのは、昨年8月段階ではまだ研究人生(のカバー)を継続するくらいの気持ちのひとが、ガチもんのテロ支援者だったりした、というあたり。「君の隣の、そうだ、その彼、そいつが、そいつこそが…!」という、かなーりディストピアっぽい”未来図”が現物で展開していたというあたり。
まあ私も、みかけ・挙動がかなーり不審人物なので、それなりに人間らしさを偽装して生き延びる所存。
BBC Bangladesh mosques urged to give sermon against extremism 15 Jul 2016
しかし私もこういう公式見解に賛同する者でありまして、すくなくとも過激派扱いはされない…と信じたい。
ともあれ。
業界人の不始末ではあり、事例研究ということで簡単に調べておいた。私に下問があるとはあまり思いたくないが、あった場合は適宜このデータを使いながら答えるとする。
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