空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

プントランド港湾相はデンマークにあって

2010-11-07 22:13:29 | プントランド関連
 …対海賊国際会議に出席した:

Garowe Online Somalia: Puntland ports minister attends anti-piracy meet in Denmark Nov 5, 2010 - 5:38:23 AM

 プントランド港湾相Said Mohamed Ragehは対海賊問題局長Abdirisak Mohamed Dirir (Du’eysane)とともにデンマークで開かれた,二日間に亙る対海賊会議に出席した。付属の写真は大臣と局長と国連の事務総長海賊問題特別顧問(8月~)Lang氏が並んでいる姿。

 この会議は,世界中から100名以上もの各政府・国際機関代表者の集ったものという。「この会議は10月21日,ロンドンで行われた会議の続きだ。プントランド政府はこの双方の会議に演説するよう招待されたのだ」―声明は言う。

 Lang氏は,ソマリランドおよびプントランド支配下地気における進展に言及。国際社会にこれら政府への援助を訴えた―とも声明は言う。さらに,港湾相(とbdirisak Mohamed Dirir局長)を誘拐した海賊をも非難する由。参照:「プントランド港湾・海洋運輸相誘拐さる(のち解放)」(2010-10-12)

 この10月,Lang氏はGaroweを訪れたのだという。Farole大統領とも会談したのだそう。プントランドとしては,このような国際社会での認知を積み重ねていることを幸運に思うところなのでしょう。

 なお,これまでプントランドは,その高官が海賊とリンクしてるなどと非難されてきた。最近は―しかし,海賊取り締まり作戦をしばしば行っており,また数多くを逮捕・拘禁している。政府は,400名内外の囚人があるのだと主張する。

 このようにしてプントランドは,自国の立場―国際的認知を改善すべく,ちまちまと頑張っている様子なのです。

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