空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ルールは厳しくすればいいってものじゃなく

2017-09-07 18:56:50 | Weblog
京都新聞 大学の「カラ出張」防止策 国の緩和通達に違和感 報道部 松尾浩道 2017年9月6日掲載

文科省国立大学法人支援課は「不正をする一部の教員がいるからといって、過度にルールを厳しくすると研究教育に支障が出る」と説明する

東京工業大は研究費の不正使用の発覚をきっかけに昨年1月、▽出張先で面会者にサインをもらう

 相手さんの人件費は負担してもらえるのか,という問題もありますしね。

各大学の不正防止に向けた取り組みに、国はブレーキをかけるべきではない

 いや,各地でローカルにルールが続出するのを放置しまくっては,忖度の山ができまくって,誰も幸せにならないよ? 一定の枠組みは示しませんと。



 ということなのである。

 なお今回,私は『当該人が学会にきちんと出席していることの証拠』を提出する義務を,記念写真の形で補助しました。でもこれ,仲良い人同士ならまあ気楽にできるけど,それはそれで不正の温床と言われそうでもあり(”友達に依頼して,捏造したんだろう!”だとか),困りもの。つうか,その写真が正しく会場で撮影された物かどうか,無個性な壁面を背景にしては…ちょっとねえ。分かりかねるのでは。

 一定の信頼はしてもらえませんと,こっちも気分悪いしねえ。170円の電車を乗ったか乗らないかといちいち確認するのも,どうも効率よいものとも思わない(事務的にも教員的にも)。

 …事務さんの不始末(発注ミス)を私費で補てんしたりすること,数万単位であるわけですが,それは協力的とは見做され得ないものなのかなあ…。

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