もはや20年前の記事ですが。
Asahi mytown宮城 初乗り半額のタクシー、仙台に登場 2003年8月29日 更新
「仙台市内で、初乗り運賃が従来のほぼ半額のタクシーが登場した。ミナトタクシー(本社・名取市、高橋勝男社長)は28日、これまで650円だった小型車の初乗り運賃を340円に値下げした。約2400台のタクシーが行き交う同市内で、「半額タクシー」はまだわずかに37台だが、長い業界の慣行を破る動きに各社も神経をとがらせている。
340円の初乗り運賃で乗れる距離は950メートルまで。その後は80円刻みで料金が上がり、値下げ率は距離に応じて2割前後まで下がる。最も値下げの恩恵を受けるのは、1キロ前後の近距離を利用する場合だ」
「今のところ、同社以外に値下げの動きは見られない。慎重な姿勢の裏には、輸送人員は年々減り続ける一方で、一日当たりの営業収入もバブル崩壊以降、ほぼ一貫して右肩下がりという厳しい業界の実態がある。
市内最大手の第一交通グループは「ここで値下げをすればとてもドライバーの生活を確保できない」と話す。日交タクシーも「値下げには追随せず、サービスの質の向上で対抗したい」と冷ややかだ」
…結果的には値下げ圧力に屈せざるを得なかったのでしょうね。
「ミナトタクシーの高橋社長は「このままでは業界に未来はない」。「世の中が価格引き下げに向かう中で、タクシー業界だけがこの現実を認めてこなかった。小手先のサービスではなく、本当に客が望んでいることをやるべきだ」と強気の姿勢だ」
客が望むもの。確かに手から出ていくお金は惜しく、安ければ安いほど良い―提供されるサービスが同等ならば。不要と思うサービスもあるだろう。ではそれを削ればよいだろうか。ではどこまで削ってよいだろうか。
tenshokudou.com タクシー料金の規制緩和に取り組む考え(河野規制改革担当相) 2021年01月19日
「東京のタクシー料金が初乗りが「410円(※現在は420円)」になってまもなく早4年…。」
「地域によってはタクシー配車アプリを通じ「事前確定運賃」や「相乗り運賃」を設けたりと、顧客ニーズの『あったらいいな』に応えるサービスを配信し続けてきたタクシー業界ですが、このほど政府を通じてタクシー料金の規制に関わる大きな話題がありました」
「河野大臣は年末にも民放テレビ局のニュース番組に出演した際、タクシーの料金規制緩和について意欲を示しており、「需要に応じてタクシー料金を変動させることができれば、タクシーの需要を喚起することができるのではないか。」と述べ注目を集めていました」
「細かな視点で捉えるのならば『顧客目線』として料金をプラスすることによって雨の日にタクシーを配車しやすくする。本来青タン(深夜料金)として割り増しだったものが、利用されるお客様が少ないことによっての値下げを敢行する…。
顧客としては懐事情もありますのでありがたいことでしょう。これには日々増収がささやかれるライドシェア関連に衰退を許してはならないタクシー業界と国土交通省の一丸となったサービス向上への現れと言えます」
そういえばそんなサービスもありましたね。
タクシー業界は人数を要することもあり、また現状を見るとまあまあ高齢でも務まる。そこで一定以上の労働人口を吸い取ることができる。やはりこの点でも、即座に死亡しては困る業界でしょうよねえ…。老々介護じみた話だけれど、公共交通機関の存在が薄い、微妙なマージナル地域居住の老人たちにも便利だ(相応の収入・資産がある家庭に限るが)。なるほど過度の「衰退を許してはならない」は真だ。
Asahi mytown宮城 初乗り半額のタクシー、仙台に登場 2003年8月29日 更新
「仙台市内で、初乗り運賃が従来のほぼ半額のタクシーが登場した。ミナトタクシー(本社・名取市、高橋勝男社長)は28日、これまで650円だった小型車の初乗り運賃を340円に値下げした。約2400台のタクシーが行き交う同市内で、「半額タクシー」はまだわずかに37台だが、長い業界の慣行を破る動きに各社も神経をとがらせている。
340円の初乗り運賃で乗れる距離は950メートルまで。その後は80円刻みで料金が上がり、値下げ率は距離に応じて2割前後まで下がる。最も値下げの恩恵を受けるのは、1キロ前後の近距離を利用する場合だ」
「今のところ、同社以外に値下げの動きは見られない。慎重な姿勢の裏には、輸送人員は年々減り続ける一方で、一日当たりの営業収入もバブル崩壊以降、ほぼ一貫して右肩下がりという厳しい業界の実態がある。
市内最大手の第一交通グループは「ここで値下げをすればとてもドライバーの生活を確保できない」と話す。日交タクシーも「値下げには追随せず、サービスの質の向上で対抗したい」と冷ややかだ」
…結果的には値下げ圧力に屈せざるを得なかったのでしょうね。
「ミナトタクシーの高橋社長は「このままでは業界に未来はない」。「世の中が価格引き下げに向かう中で、タクシー業界だけがこの現実を認めてこなかった。小手先のサービスではなく、本当に客が望んでいることをやるべきだ」と強気の姿勢だ」
客が望むもの。確かに手から出ていくお金は惜しく、安ければ安いほど良い―提供されるサービスが同等ならば。不要と思うサービスもあるだろう。ではそれを削ればよいだろうか。ではどこまで削ってよいだろうか。
tenshokudou.com タクシー料金の規制緩和に取り組む考え(河野規制改革担当相) 2021年01月19日
「東京のタクシー料金が初乗りが「410円(※現在は420円)」になってまもなく早4年…。」
「地域によってはタクシー配車アプリを通じ「事前確定運賃」や「相乗り運賃」を設けたりと、顧客ニーズの『あったらいいな』に応えるサービスを配信し続けてきたタクシー業界ですが、このほど政府を通じてタクシー料金の規制に関わる大きな話題がありました」
「河野大臣は年末にも民放テレビ局のニュース番組に出演した際、タクシーの料金規制緩和について意欲を示しており、「需要に応じてタクシー料金を変動させることができれば、タクシーの需要を喚起することができるのではないか。」と述べ注目を集めていました」
「細かな視点で捉えるのならば『顧客目線』として料金をプラスすることによって雨の日にタクシーを配車しやすくする。本来青タン(深夜料金)として割り増しだったものが、利用されるお客様が少ないことによっての値下げを敢行する…。
顧客としては懐事情もありますのでありがたいことでしょう。これには日々増収がささやかれるライドシェア関連に衰退を許してはならないタクシー業界と国土交通省の一丸となったサービス向上への現れと言えます」
そういえばそんなサービスもありましたね。
タクシー業界は人数を要することもあり、また現状を見るとまあまあ高齢でも務まる。そこで一定以上の労働人口を吸い取ることができる。やはりこの点でも、即座に死亡しては困る業界でしょうよねえ…。老々介護じみた話だけれど、公共交通機関の存在が薄い、微妙なマージナル地域居住の老人たちにも便利だ(相応の収入・資産がある家庭に限るが)。なるほど過度の「衰退を許してはならない」は真だ。
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