BBC Assam grenade attack injures 24 20 March 2009 By Subir Bhaumik
[India][Assam]
インド,アッサム。コンピュータショップに2名による手榴弾攻撃,24名負傷,うち7名は重傷・危篤。犯行はNational Democratic Front of Bodoland (NDFB)の過激分派かと。
NDFB自体は,去年の大規模爆弾テロ事件(80名死亡)以降分裂し,政府と交渉中の由。政府との交渉を拒む議長Ranjan Daimaryは追放され,この度の攻撃はこの過激分派が交渉自体を破壊しようとしてのことかという話。
また他方,別件で線路を狙った爆弾テロもあり,こちらはKarbi Longri National Liberation Front (KLNLF)なる組織が実行したものとみられると。Karbiは小さな部族のようで―どのくらいの小ささかという点は問題ですが―なるほど「民族自決」とは偉大な概念だったでしょうが,無謬の概念でもあるまいなと。
そんなこんなで今日は広く浅く勉強をしてみる試み。
BBC Threats spark Dhaka schools alert 20 March 2009
[Bangladesh]
バングラデシュ,ダッカ。英語で授業の行なわれる学校の校長さんたちが警察に学校の保護を求める。なにやら怪しげな脅迫が手紙や電話で為されているのだそうで,背後にはイスラミスト過激派の影が疑われる様子。先日の国境警備隊の反乱騒ぎの際の背景についても,警察は調査を進めている由。
ベンガーリーで運営される学校より,英語の学校はお高いのだそう。格差社会とはいえますが,だからといって暴力・脅迫が許されていいかといえばまた別個の話。
ダッカでは10万人ほどもの学童が私立の英語学校にいくのだそうで,こうした脅迫は場合によっては10万人(の子供)に対する無差別テロ宣言でさえありえるわけで,やはり,非難されるべきでしょう。
尤も,そうした犠牲で勝ち取られる未来が十分に実りあるものなら,歴史は(或いは神は)一時の不法行為を許すのかもしれません。
まー不法非法は他ならず不法非法なんで,犯した当人は当然ペナルティを受けるべきだと思います。
BBC Bombers strike on Afghan new year 21 March 2009
[Afghanistan][Persian new year]
現地式新年の寿ぎの真っ最中に自爆テロ。Nangarharの警察検問所でのは警官1名,民間人5名を殺し,Khostあたりでは2名を殺害。最近カナダ軍兵士が殺害されたり,暴力騒擾の高まりつつある昨今。
BBC US 'needs new Pakistan strategy' 22 March 2009
BBC Envoy damns US Afghan drug effort 21 March 2009
パキスタン外相Shah Mehmood Qureshiは米国の対パキスタン政策に革新を求める。
Holbrookeも米国のアフガンにおける麻薬産業対策を批判する。大意は道路や市場や灌漑設備を整備すべきであって,武力行使は下策であるということでしょう。ですが立派な道路や灌漑設備で阿片作られてもこまるわけで。何れにせよ麻薬ヤクザ殲滅戦とインフラ整備が車の両輪であるのは変りない。
尤も,現状の作戦の実りは,費用に対して好ましくないということなんでしょうね。
ところで私はアフガンのタリバンを麻薬ヤクザと表現してましたが,そんな私には,あるいは思想が足りないんでしょうか。
BBC Taleban head 'not in Balochistan' 20 March 2009
[Balochistan]
バローチスタンのトップが当地にOmarはいない,ドローン攻撃のこちらにまでの拡大には抵抗する,と発言。USAがタリバントップのOmarの居場所は,もしやQuettaかと発言したことに対する。
Garowe Online Accidental grenade explosion kills 2 children in Somalia 21 Mar 2009
ソマリア南部,中Shabelle県都Bu'aleにて,下校途中に手榴弾をみつけて遊んだ子供たちがあり,誤って起爆。1名はばらばらになって,今1名は負傷によりその場で死亡。さらに2名が重篤な状態にあり,医療援助団体の手を借りたいという。
むしろ,ソマリア南部が一定の小康状態を維持している証拠かもしれません。学校が運営できてて,下校中に遊べるんだから。
以前,モガディシュで推定対戦車地雷をもてあそんで起爆させちゃった事件がありましたが,あれもそこそこ小康状態―エチオピア軍車両に対する路肩爆弾全盛のとき―でしたからねぇ。
[India][Assam]
インド,アッサム。コンピュータショップに2名による手榴弾攻撃,24名負傷,うち7名は重傷・危篤。犯行はNational Democratic Front of Bodoland (NDFB)の過激分派かと。
NDFB自体は,去年の大規模爆弾テロ事件(80名死亡)以降分裂し,政府と交渉中の由。政府との交渉を拒む議長Ranjan Daimaryは追放され,この度の攻撃はこの過激分派が交渉自体を破壊しようとしてのことかという話。
また他方,別件で線路を狙った爆弾テロもあり,こちらはKarbi Longri National Liberation Front (KLNLF)なる組織が実行したものとみられると。Karbiは小さな部族のようで―どのくらいの小ささかという点は問題ですが―なるほど「民族自決」とは偉大な概念だったでしょうが,無謬の概念でもあるまいなと。
そんなこんなで今日は広く浅く勉強をしてみる試み。
BBC Threats spark Dhaka schools alert 20 March 2009
[Bangladesh]
バングラデシュ,ダッカ。英語で授業の行なわれる学校の校長さんたちが警察に学校の保護を求める。なにやら怪しげな脅迫が手紙や電話で為されているのだそうで,背後にはイスラミスト過激派の影が疑われる様子。先日の国境警備隊の反乱騒ぎの際の背景についても,警察は調査を進めている由。
ベンガーリーで運営される学校より,英語の学校はお高いのだそう。格差社会とはいえますが,だからといって暴力・脅迫が許されていいかといえばまた別個の話。
ダッカでは10万人ほどもの学童が私立の英語学校にいくのだそうで,こうした脅迫は場合によっては10万人(の子供)に対する無差別テロ宣言でさえありえるわけで,やはり,非難されるべきでしょう。
尤も,そうした犠牲で勝ち取られる未来が十分に実りあるものなら,歴史は(或いは神は)一時の不法行為を許すのかもしれません。
まー不法非法は他ならず不法非法なんで,犯した当人は当然ペナルティを受けるべきだと思います。
BBC Bombers strike on Afghan new year 21 March 2009
[Afghanistan][Persian new year]
現地式新年の寿ぎの真っ最中に自爆テロ。Nangarharの警察検問所でのは警官1名,民間人5名を殺し,Khostあたりでは2名を殺害。最近カナダ軍兵士が殺害されたり,暴力騒擾の高まりつつある昨今。
BBC US 'needs new Pakistan strategy' 22 March 2009
BBC Envoy damns US Afghan drug effort 21 March 2009
パキスタン外相Shah Mehmood Qureshiは米国の対パキスタン政策に革新を求める。
Holbrookeも米国のアフガンにおける麻薬産業対策を批判する。大意は道路や市場や灌漑設備を整備すべきであって,武力行使は下策であるということでしょう。ですが立派な道路や灌漑設備で阿片作られてもこまるわけで。何れにせよ麻薬ヤクザ殲滅戦とインフラ整備が車の両輪であるのは変りない。
尤も,現状の作戦の実りは,費用に対して好ましくないということなんでしょうね。
ところで私はアフガンのタリバンを麻薬ヤクザと表現してましたが,そんな私には,あるいは思想が足りないんでしょうか。
BBC Taleban head 'not in Balochistan' 20 March 2009
[Balochistan]
バローチスタンのトップが当地にOmarはいない,ドローン攻撃のこちらにまでの拡大には抵抗する,と発言。USAがタリバントップのOmarの居場所は,もしやQuettaかと発言したことに対する。
Garowe Online Accidental grenade explosion kills 2 children in Somalia 21 Mar 2009
ソマリア南部,中Shabelle県都Bu'aleにて,下校途中に手榴弾をみつけて遊んだ子供たちがあり,誤って起爆。1名はばらばらになって,今1名は負傷によりその場で死亡。さらに2名が重篤な状態にあり,医療援助団体の手を借りたいという。
むしろ,ソマリア南部が一定の小康状態を維持している証拠かもしれません。学校が運営できてて,下校中に遊べるんだから。
以前,モガディシュで推定対戦車地雷をもてあそんで起爆させちゃった事件がありましたが,あれもそこそこ小康状態―エチオピア軍車両に対する路肩爆弾全盛のとき―でしたからねぇ。
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