スーダンはLRAを支援中と―ウガンダ

　ウガンダ軍大佐がBBCに語るには，先日捕えたLRAメンバーはスーダンの制服を着て，武器と弾薬とを携えていたという。スーダンはJoseph Konyを支援し補給しているのだ―。

BBC Ugandan army says Sudan is backing Joseph Kony's LRA 30 April 2012

　スーダンの駐ロンドン大使Abdullahi al-Azregは「大嘘」だとする：「我々は［Joseph Konyを］援助していないし，したくもない。彼は犯罪者だ」，BBCの番組に語る。

　ウガンダ軍広報官Felix Kulayigye大佐はBBCに語る，LRAはいまやスーダンに移動している，しかもJanjaweedに支配されるダルフールに！　「Konyは知っているのだ，我々が当該地域に進入できないと。中央アフリカ地帯では圧力が厳しく，彼はスーダン内部へと越境したのだ」。

　ウガンダはスーダンの20年にわたる内戦の期間中，南側を支援した。それゆえスーダン政府はウガンダの能力を削ごうとLRAを支援してきたと信じられている。先日南北の緊張が高まった際には，ウガンダの軍高官はもし戦争が起こったら南側に立って介入すると言明した。

　最近，米国はLRA追討のため，100名ほどの連絡調査調整部隊を投入した。中央アフリカ共和国など4個所に配置したが，中央アフリカOboにはBBCのDan Damonが入った。しかし現地の空港は，空港とはいうものの土の運動場の如き有様で，着陸した飛行機は「カンガルーする」。

　―そんな単語を選びたくなるほど，ものすごい滑走路状態の模様。

　電気もろくろくなく，結果，米国の誇るエレクトロニクスは役に立たない状態とか。にしても，各国軍の間に立って連絡調整をしてくれる存在はありがたいものだろう。コーディネーターは有能でなければならぬのである（今日，そんな話をしていた）。