副大臣辞任連発；Galgadudで戦闘

「応用力」という概念についてちょっと思うところのあったこの晩（日記）。

Garowe Online　Somalia: Assistant Minister resigns before Cabinet faces parliamentary approval　Nov 20, 2010 - 6:16:06 PM

　ソマリア暫定政府新内閣のうち，計画・国際関係副相Abdiaziz Hassan Mohamedが辞意。

Garowe Online　Another Somalia Assistant Minister resigns　Nov 21, 2010 - 6:06:17 PM

　翌日。教育・国家財産相Feisal Omar Guledが辞意。

　事実上指名直後（まーその，プントランド大統領の批判があったが）の辞意であって，この内閣の布陣をきめた指導層に対する強烈な異議申し立てである。

　そんなモガディシュでは相も変わらず戦闘：

Garowe Online　Somalia: Mogadishu unrest claims 13 more lives　Nov 21, 2010 - 6:04:31 PM

　日曜，アルシャバブが政府側支配拠点に攻撃を仕掛けて戦闘ははじまった。Bondhere地区。最近の焦点になっている場所だ。13名以上が死亡，数十人からが負傷。21名の民間人が重傷。これは迫撃砲の逸れ弾のせい。Huriwaa町に落ちた迫撃砲では，9名の死者・15名の負傷者が出たという。これのほとんどは学生であるとか。

　またGalgaduudでアルシャバブ・Ahlu Sunna & 暫定政府勢力との間の戦闘が執拗に続いている模様。アルシャバブが，”昨日の復讐だ。我々は何名ものAhluSunnahの兵士を殺害した”，アルシャバブ広報担当者Sheikh Abdiaziz Abu-Muscabは町の支配権を奪った旨，主張する。

　Ahlu-Sunna側のSheikh Abdullahi Abdirahman (Al-Qaadi)はこの主張を否認する。「我々は昨日以来，4台の武装車両を炎上せしめた。我々は我々の敵を退けた。我々は戦場を支配したのだ」。

　ま，アルシャバブが町に食い込んだ，というあたりが事実でしょうか。