世論調査メモ（2018-08）

朝日新聞 世論調査―質問と回答〈８月４、５日実施〉 2018年8月6日21時39分

「いまの政治などについてうかがいます。あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
　支持する　３８（３８）
　支持しない　４１（４３）
　その他・答えない　２１（１９）」

　微妙に「支持しない」が大きいが、まあ媒体にもより、誤差の範囲内といったところか。そう考えれば、経済政策の賛否とおおむね一致すること・だからこそ経済政策の賛否について聞かれることも納得だ：

「あなたは、安倍首相の経済政策を評価しますか。評価しませんか。
　評価する　４０
　評価しない　４４
　その他・答えない　１６」

「あなたは、いま、どの政党を支持していますか。政党名でお答えください。
　自民党　３６（３４）
　立憲民主党　６（８）
　国民民主党　１（１）
　公明党　３（４）
　共産党　４（３）」

　以下略。大変安定的。

「あなたは、安倍さんが大きな力を握る「１強政治」は、よいことだと思いますか。よくないことだと思いますか。
　よいことだ　１７
　よくないことだ　６９
　その他・答えない　１４」

　そりゃ好ましくないのは明らかだ。だから、現在安倍氏を支持する中にも「一強政治」を批判する声がある。経済政策を支持していても、やはり、別の選択肢はいつでも用意されていてほしい、というわけだ。
　とはいえ

「あなたは、自民党に対抗する勢力として、いまの野党に期待できますか。期待できませんか。
　期待できる　１１
　期待できない　８０
　その他・答えない　９」

　安倍に反対しているという一点くらいしか取るところがないような―と評価すべきだろうか。そんな野党にはそもそも期待しない、というスゴイ意見。これは数字的には、「野党支持者以外、全員野党不支持」という極めてアレな数字といえそう（立民6＋国民民主1＋共産4＝11）。ちなみにきみら、「安倍一強を好ましく思う人たち」と同水準（以下）の存在比率だから。ツイッターアイランドで安倍礼賛派が多数を占めているとかなんとか被害妄想をたくましくしている感があるが、反アベと安倍礼賛はおなじ程度の存在レアリティで、あわせて20%程度。ほかの80%は興味ないんだからね？