空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

佐野SA:労使交渉は不調、営業は再開

2019-08-31 14:00:34 | Weblog
日刊スポーツ 佐野SAストから2週間「誠心誠意」職員は復帰熱望 2019年8月29日8時3分

スト発生から2週間が経過し、ストを継続している約40人の従業員は、職場復帰を目指し、SA内を明るく彩るようなポップの制作を日々、続けている。利用客へのメッセージボードには、ストを起こしたことの謝罪と同時に「新たな気持ちで誠心誠意」などと書かれている。従業員は急な解雇などのパワハラがない、健全な環境での職場復帰を熱望している

 しかし

朝日新聞 佐野SAレストラン、新たに従業員雇い?営業再開 若井琢水 2019年8月31日06時35分

労使トラブルで営業が一部停止していた東北自動車道上り線の佐野サービスエリア(SA)で30日、約2週間ぶりにレストランの営業が再開した。フードコートも通常の24時間営業に戻った。しかし現場の従業員と経営側の交渉はほとんど進展していない

SAを管理する東日本高速道路(ネクスコ東日本)は30日、ホームページで「本日11時からレストランの営業を再開するとともにフードコートにつきましては24時間営業を行うこととなりました」「ご不便・ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫(わ)び申し上げます」と告知を載せた

今回の営業再開は、会社側が新たに従業員を雇って踏み切ったとみられる。ネクセリア東日本は取材に対して「労使問題にお答えする立場にはない。お客さまにはご迷惑をおかけした」と回答するにとどまった

従業員の一人は「求めているのは安心して働ける状況にしてほしいということ。(営業再開は)居場所はもうないということなのか」と話していた

日刊スポーツ 佐野SA運営と労働組合の1回目団体交渉は決裂 2019年8月31日0時31分

従業員のストライキで営業が一時停止した、東北道・佐野サービスエリア(SA)上り線のフードコートと売店の問題で、運営する栃木県佐野市のケイセイ・フーズと労働組合との1回目の団体交渉が30日夜、行われたが決裂した

また岸敏夫社長から解雇を言い渡された加藤正樹前総務部長がツイッターを更新。代替要員としてSAで働く派遣社員の派遣元は、スト中の会社への労働者の派遣を禁止する派遣労働法24条に違反する可能性があると指摘。会社側は「労使関係に関わる話は差し控えたい」と主張している

これが労使闘争というものか、というような見本のような展開。
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