今日のGarowe Onlineは動きが激しいのです。
地元民の語るところでは,1000名ほどで駐留していたエチオピア軍は,ソマリア中央部Hiran県都Beletwein東方の基地から国境方面に移動した由。一部爆発物を残したままとか。この際,逮捕されていた3名のソマリ人は解放された由:
Garowe Online Ethiopian troops abandon key military base in central Somalia Jan 28, 2008 - 12:24:17 PM
この移動が何を意味するのかは不明。先週も反政府武装組織との戦闘があった県であり,ベレトウェインのホテル前では,Hiran情報局Mohamed Ali "Gabow"氏が暗殺されもした。
この要人暗殺は,Hiranでの最初の成功例であるという。
首都モガディシュ北部のHuriwa地区,家畜市場ではエチオピア軍―反政府勢力間で激しい戦闘。一時,エチオピア軍は戦友の遺体(2名)を放置して撤退せざるをえなかったほど:
Garowe Online 4 killed in Somalia fighting, including two Ethiopian soldiers Jan 28, 2008 - 1:42:56 PM
勿論,増援を得て死体回収のための攻勢をかけるわけですが。
ところで『ブラックホーク・ダウン』の感想とかでアメリカとソマリア(民兵)の戦いとかお互いの正義のために殺し合いがとか云々言うひとは,こー言う場合,エチオピア兵はエチオピアの正義のために仲間の死体を回収しに行くのかとか自問してはどーか。
そりゃまあ,実際彼らに聞いてみりゃあ,自国の正義を信じますだの,祖国に絶対の奉仕をとか,表立っては言うでしょうよ。でなきゃ軍人なんぞしてないでしょうよ。
それでも実際,生き死にの場面に出会えば,それは別。苦楽を共にした仲間の死体を回収するのに,死にかけの戦友にタバコくわえさせてやるのに,救護所に負傷者を引き摺っていくのに,何の正義がいるだろう?
私は時折,人道を声高にさけび,アメリカ(やエチオピア)を叩くのに忙しい人たちのある種の発言に,非常な非人間的感性を感じることがある。
こうした場合,私は戦場の最悪の被害者は兵士だという意見に賛成する。
なお月曜夕方にはYaaqshiid地区エチオピア軍基地に迫撃砲攻撃。反撃によって市民の犠牲者が出たともいうが,確認はされず。
追記:
…つーかね。"何百人も敵がいるところに2人でいっちゃう"のって,あれでしょ,墜落したブラックホークのパイロットのとこに降りた軍曹様でしょ。これ以上ないほどの感情と自己犠牲と戦友愛のしからしめる行為としかみえないんだが,私には。
映画を見る限り,将軍様の命令を無視するよーな勢いで降下許可を取り,敵中に孤立した仲間のところにいってやる。
それ,大局から見て,死体の数を2つ増やすだけ(アメリカ視点)。
行ってできた事って,大丈夫だ頑張れ,助けはすぐ来るって言ってやれただけ。結局生き残りが出たのは,映画を見てる限り,取引材料として捕虜にしてもらえたってだけのこと。
あれを無感情な,アメリカの正義のための殺戮マシーンの殺戮行為と見るか,それとも他の何かと見るかは,まぁなんだ,感受性の問題かな。
ちなみに非公開コメントに私的メモがあったり。それは秘密の備忘録。追記部分で非難するある種の発言とそのアドレスとであったり。
表に出しませんよー。
地元民の語るところでは,1000名ほどで駐留していたエチオピア軍は,ソマリア中央部Hiran県都Beletwein東方の基地から国境方面に移動した由。一部爆発物を残したままとか。この際,逮捕されていた3名のソマリ人は解放された由:
Garowe Online Ethiopian troops abandon key military base in central Somalia Jan 28, 2008 - 12:24:17 PM
この移動が何を意味するのかは不明。先週も反政府武装組織との戦闘があった県であり,ベレトウェインのホテル前では,Hiran情報局Mohamed Ali "Gabow"氏が暗殺されもした。
この要人暗殺は,Hiranでの最初の成功例であるという。
首都モガディシュ北部のHuriwa地区,家畜市場ではエチオピア軍―反政府勢力間で激しい戦闘。一時,エチオピア軍は戦友の遺体(2名)を放置して撤退せざるをえなかったほど:
Garowe Online 4 killed in Somalia fighting, including two Ethiopian soldiers Jan 28, 2008 - 1:42:56 PM
勿論,増援を得て死体回収のための攻勢をかけるわけですが。
ところで『ブラックホーク・ダウン』の感想とかでアメリカとソマリア(民兵)の戦いとかお互いの正義のために殺し合いがとか云々言うひとは,こー言う場合,エチオピア兵はエチオピアの正義のために仲間の死体を回収しに行くのかとか自問してはどーか。
そりゃまあ,実際彼らに聞いてみりゃあ,自国の正義を信じますだの,祖国に絶対の奉仕をとか,表立っては言うでしょうよ。でなきゃ軍人なんぞしてないでしょうよ。
それでも実際,生き死にの場面に出会えば,それは別。苦楽を共にした仲間の死体を回収するのに,死にかけの戦友にタバコくわえさせてやるのに,救護所に負傷者を引き摺っていくのに,何の正義がいるだろう?
私は時折,人道を声高にさけび,アメリカ(やエチオピア)を叩くのに忙しい人たちのある種の発言に,非常な非人間的感性を感じることがある。
こうした場合,私は戦場の最悪の被害者は兵士だという意見に賛成する。
なお月曜夕方にはYaaqshiid地区エチオピア軍基地に迫撃砲攻撃。反撃によって市民の犠牲者が出たともいうが,確認はされず。
追記:
…つーかね。"何百人も敵がいるところに2人でいっちゃう"のって,あれでしょ,墜落したブラックホークのパイロットのとこに降りた軍曹様でしょ。これ以上ないほどの感情と自己犠牲と戦友愛のしからしめる行為としかみえないんだが,私には。
映画を見る限り,将軍様の命令を無視するよーな勢いで降下許可を取り,敵中に孤立した仲間のところにいってやる。
それ,大局から見て,死体の数を2つ増やすだけ(アメリカ視点)。
行ってできた事って,大丈夫だ頑張れ,助けはすぐ来るって言ってやれただけ。結局生き残りが出たのは,映画を見てる限り,取引材料として捕虜にしてもらえたってだけのこと。
あれを無感情な,アメリカの正義のための殺戮マシーンの殺戮行為と見るか,それとも他の何かと見るかは,まぁなんだ,感受性の問題かな。
ちなみに非公開コメントに私的メモがあったり。それは秘密の備忘録。追記部分で非難するある種の発言とそのアドレスとであったり。
表に出しませんよー。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます