空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

スリランカ:政府軍の優勢続く

2008-08-19 20:14:48 | Newsメモ
BBC S Lankan army 'takes rebel base' 17 August 2008 By Roland Buerk

 8月17日の記事。スリランカ国軍は100ものブンカーを伴うタミル・タイガースの訓練施設を制圧したという。今や国軍はタイガースの拠点,Kilinochchiの15km手前まで迫っているという。

 15km! 重砲撃が余裕で届く距離でしょう。いや反乱勢力みたいなのに,そういう真っ当な面制圧兵器がどれほど意味があるかは置いておいて。

 この数週間,スリランカ国軍はタミル・タイガースの防衛線を次々破っていっているのだとか。土曜―16日―には,Welioyaなる地にある訓練施設からタイガースが退却,国軍はそこを制圧した―という話。講義ホールまで備えたものだったという。

 土曜の双方の被害については,国軍曰く,27名の反乱兵を殺害,自らの損害は兵士7名であったという。他方,記事執筆者曰く,電話やメールで接触を試みるも,この数日と言うもの,タイガースには連絡つかず。

 …相当対応に苦慮しているっぽい感じだと,言いたいわけでしょうか。この様子では,今年末までに北部を制圧するという国軍の目標が達成されるのも,夢物語とはいえなさそうです。

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