空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みていた記事メモ(2015-03-25)

2015-03-25 17:05:51 | Newsメモ
BBC Gunmen kill 13 in Afghan road attack 24 Mar 2015

 アフガニスタン。Ashraf Ghani大統領が米国側と治安について協議したタイミングで、Wardakで、深夜、高速道路でバス三台を止めて乗客を引き出し、13人を銃殺するという事件。なおタリバンは自派の関与を否定するという。

 で。アフガン政府は認めていないものの、どうもIslamic State筋の勢力がWardak周辺で力を持ちつつあるとかで…大変ですね。

BBC Yemen minister calls for Gulf military intervention 23 Mar 2015

 イェメン。大統領派が湾岸諸国に介入を要請。国連にも、飛行禁止空域を設定したりしてほしいな、と。それも問題ではあるが、さらにはIslamic Stateシンパが勢力を獲得しつつあるらしく―AQAPの勢力を食おうとしているとか。

 ここでもか。

 サウジ外相も、介入の可能性を示唆している様子。国連側は、サウジの意志にお墨付きを与えつつ、内戦の勝利者と言うのはいないのであって、ただ対話のみが事態を進展させるということは言う。

 そりゃ、本気で内戦すれば、国土~社会的基盤が灰燼に帰しますものね。朝鮮戦争(…を内戦とだけ言うのは違うが)を思っても、ねえ。

BBC North Korea: 'No apology' for S Korea Cheonan sinking 24 Mar 2015

 南側による、5年前(26 March 2010)のCheonan艦の沈没に対する謝罪要求を北側が拒絶。
 謝罪せねば規制も解除してやらぬ、という南側に対して、その理屈は通用しないと理解すべきだ、と北側が言う。
 そうすると、2009年以来動きのない六カ国協議にも影響するよねえ、というわけ。

BBC China executes three over Kunming station attack 24 Mar 2015

 2014年3月にKunmingで起こったナイフによる襲撃事件。関与したとされる(訓練に関わったとされる)三名に死刑執行。

読売経新聞 小中学生はネット情報の整理苦手…文科省初調査 2015年03月25日 09時55分

同省が情報活用能力を測った初めての調査で、小中学生とも、パソコンの画面に整理されて表示された情報を読み取ることはできたが、複数の情報から目的に合ったものを探して整理し、理解することが苦手だった
整理されて示された情報の正誤や共通点を読み取る問題は小5で6割以上、中2で8割以上ができた
例えば小5では、あるゴミの分別の仕方についての情報を複数の画面から探し、組み合わせて正解(一部正解含む)できたのは1割未満だった。中2も、複数のウェブサイトから目的に応じて情報を集めて整理し、解釈する問題の正解が1割強だった

 してみると,高校生水準でも結構怪しく,大学生入学時点でも怪しいのが相当紛れ込んでいる可能性が。

産経新聞 腐ったミカンでバイオ燃料…三重大が2~3年で実用化へ 2015.3.23 08:45

規格外で市場に出回らなかったり、腐ったりしたミカンから、バイオ燃料を作ることに三重大大学院生物資源学研究科の研究チームが成功した
ミカン産地の御浜町に本店を置くJA三重南紀によると、同町や熊野市など管内での廃棄ミカンは年間約150トン出ている。うち100トン程度は焼却処分し、約250万円かかる
研究チームは、廃棄ミカン約3キロに糖化を促す菌とアルコール発酵を促す菌を添加し、約10日かけ、ブタノール約20ミリリットルを生産

 記事にもあるとおり、地産地消で、温室栽培の燃料にでもなれば結構なこと。地元密着型の、非常に模範的な取り組みかと思う。

朝日新聞 安倍首相、自衛隊を「我が軍」 参院予算委で述べる 2015年3月23日19時57分

安倍晋三首相は20日の参院予算委員会で、自衛隊と他国との訓練について説明する中で、自衛隊を「我が軍」と述べた

首相は「我が軍の透明性を上げていくことにおいては、大きな成果を上げている」と語り、直後は「自衛隊は規律がしっかりしている、ということが多くの国々によく理解されているのではないか」と続けた

 明確にアウト。自分がどう考えているのか、ということと、現在の政府見解がどうか、ということとをちゃんと区別しきらないのはよろしくない。



 お飾りなんでしょうよね。
 そして、そのお飾り具合が、ある意味、ほどよいのでしょう。鳩みたいに異次元の電波を受信したりしない。いや時々奇妙な混信くらいは起こしているようだが、さしあたりすぐさま決定的破綻を起こしそうな発言まではしていない、「腹案がある」とか「「トラストみぃ!」とか。それで許されるのは古手梨花くらいだ。
 あとまあ、そういう有能な「部下」「同僚」を信頼か信用かして、仕事を任すことができるのでしょう。と言うか、そういう人たちのおかげで自分がトップさせていただけるのだということ、理解はできるのでしょう。仲間を裏切らないことができるのでしょう、某アレとは違って。

毎日新聞 Listening:<記者の目>STAP細胞問題の1年=須田桃子(東京科学環境部) 2015年01月21日

STAP問題では、論文の不正や疑惑の多さはもちろん、それ以上に理研本部やCDBの幹部の対応のまずさによって、科学への信頼が大きく損なわれた。その責任を自覚していると思えない幹部の言動に、理研の将来が見えた気がする。数々の実績で国際的評価も高い研究機関だっただけに、残念でならない






 という話をふったら、「そこ(学科長)に至らずとも停止している人もたくさんいますよね」という意見に接する。

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