日本の女性は、恋情を男性にストレートに告白するよりも、仄めかす方が圧倒的に多い(多かった?)のではないかと思う。社会は、歴史的にそれを歓迎して来た。告白より仄めかしの方が奥ゆかしいからだろう。それは、女性にとっても好都合だった。
日本ばかりではない。世界中の女性が
直接的告白はしないのが普通らしい。
仄めかしは、日本人女性に特有の習性ではなかったようだ。
実は仄めかしは、相手の好意が得られなかったとき、相手の早とちりや誤解にすり替え、仄めかしの事実が無かったことにして女性のプライドを衛る。仄めかしを使えることは、女性に普遍的なアドバンテージだったのである。
男性はこの方法が使えない。禁じ手と言ってもよい。男性の仄めかしは男らしさに欠ける。卑怯者か臆病者であることを自ら表明するも同じであり、自分の評価を下げてしまう。
我が身を省みると、忸怩たる思いに駆られる。若い頃から、殊の外女性の仄めかしに弱かった。仄めかされると、関心の無かった女性でも慕わしく感じてしまう悪い癖。お人好しというか?莫迦というか?自惚れ屋なのか?自惚れ屋は、仄めかし屋の好いカモである。
4人いる男孫が、各々適齢期と思春期を迎えている。年寄りは気がかりでならない。老生の血を延いているから、仄めかしに弱くはないか?
仄めかし屋の好餌にならないよう、祈るしかない。何しろ世の女性の殆どが、仄めかし屋なのだから・・・
(ほめかされて気がつかないよりは、内心うれしがっているほうがずっと良いですよね⤴✨)
仄めかす、とは性格にもよりますが日本の女性の奥ゆかしさで良い意味の様に取れます、
ですが違う方向から取ると、恋愛の場合
女性は男性の性格を見て真綿で首を閉めて行くようなストレートではなくて男性にYESを求めたくて仄めかすタイプの女性がいると思います、明治以降男尊女卑になりましたが
本当に心が強いのは女性で、江戸時代は
かかあ天下と言われたくらい男の人に命令して家庭をやり繰りしてお神さんと言われた事を考えると、仄めかされるのはやはり、
男性で、お孫さん達にどんな素敵な女性が
ついてくれるのかは不安でもあり、
楽しみに変わるかも知れませんね。
仄めかすのは、日本女性の醇風かも知れませんね。
狡いと思いこんでいたのは、振られた私の僻みでしょう。
孫にはそのような思いをして欲しくありませんが、出会いばかりはどうにもなりません。幸運を祈るばかりです。
孫たちの日常を見ていると、近頃は男の子の方が消極的になっているように見えます。
情報が多過ぎて臆病になっているのかも知れません。