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ドライブレコーダーのmicroSDカードを64GBに交換しました。その忘備録です。
当初からついていたmaicroSDカードは、専用のもので、容量は8GBでした。
数年前に安価な一般的な32GBに容量アップしていました。
しかし、最近、うまく録画されていないようなので交換することにしました。
耐久性に優れたSLCタイプが望ましいのですが高価なので、pSLCを探しました。
規格が明記されていないメーカーも結構あります。
今回は、高耐久・ドライブレコーダー用と表記されている64GBを選びました。
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ドライブレコーダーでSDカードが使用できるようにする手順は
1)パソコン用の専用ソフト『ドライブレコーダービューアーソフト 』で、リアカメラ、センサー感度、駐車中録画などの設定をして、新しい64GB micro SDに保存。
2)車のドライブレコーダーにセットして電源オンすれば起動完了 となるはずが・・・・
エラーLEDが点滅、ピーピーピーと警告音が鳴り続き起動完了が出来ません。
32GBに交換した時はすんなりできたのに!?・・・・
SDカードのフォーマット形式に注意
Web検索をすると、どうやらSDカードのフォーマット形式が関係しているようです。
一般的に32GB以下のSDカードはFAT32で、64GB以上はexFTでフォーマットされています。
6・7年前のドライブレコーダーなのでFAT32のSDカードにしか対応していないようです。
64GB以上のSDカードをFAT32形式でフォーマット
Windows11 Ver.24H2 にアップデートしたパソコンでフォーマットしようとすると、64GB以上はNTFSとexFTの選択は可能ですが、FAT32表示は無く、選択できません。
32GBまでならFAT32が選択可能となります。
そこで、アイ・オー・データの『ハードディスクフォーマッタ』を試したのですが、初期画面が表示されず使用できません。
Windows11でも以前のバージョンでは問題なく動作したのですが!?・・・・
仕方がないのでサードパーティーのフリーソフトを試し、今回は次の方法で行いました。
1)新品のmicroSDでしたが、いろいろ触っていたので『AOMEI Partition Assistant Standard Free』ソフトでパーティションの確認と削除を実行
2)Windows11 Ver.24H2で64GB microSDをNTFS形式でフォーマット
アロケーション ユニット サイズ は 32Kを選択
2)『AOMEI Partition Assistant Standard Free』ソフトの『変換⇒FTNS to FAT32変換器』を使ってFAT32に変換
3)コマンドプロンプトのDiskPartを使って、FAT32に変換されていることを確認
ドライブレコーダーにFAT32フォーマットしたmicroSDカードをセットしたところ、無事に起動完了。
ようやく使用できるようになりました。
以下は、コマンドプロンプト>DISKPARTコマンドの忘備録です。
- 管理者権限で起動
- DISKPARTコマンドを実行
- list disk “ディスク管理”でSDカードのディスク番号を事前確認しておく
- select disk # 対象のディスク番号# を選択
- list partition パーティション番号の確認
- select partition # パーティション番号を選択(空っぽなので1となる)
- filesystems 現在のファイル システムが表示される
- exit 終了
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