夏至の日の夜、8時から10時迄、
電気を消してろうそくの灯りで過ごそうと
「100万人のキャンドルナイト」が始まったのは2003年。
昨年は、消灯施設6万箇所、
削減電力293万キロワット、
これは180世帯の年間使用電力を上回る規模だそうだ。
4年で大きなイベントに育った。
同じ2003年、支援費制度が始まった。
これによって、障害がある人が
「ヘルパーがいない、どうしよう、どうしよう。」
という日々から開放されて、
ヘルパーも共に人間らしい生活をしていける社会になると思った。
地域でその人らしい暮らしができるのだと、希望を持てた。
ところが、2006年、支援費制度は3年で廃止されてしまった。
それが障害者自立支援法に変わって、今は希望を持つのが難しい。
毎年2200億円を福祉予算から削っていく政策は
いったい何を目的にしているのだろう。
先週、一人の青年が亡くなった。
ヘルパーがいない時の死だったと聞いた。
御冥福を心より祈ります。
100万人のキャンドルナイトが一人一人の人によって育って来たのを見ると、
福祉の未来も、そこに関わるのが人であるかぎり、
まだまだ信じたいと思う。
ささき
電気を消してろうそくの灯りで過ごそうと
「100万人のキャンドルナイト」が始まったのは2003年。
昨年は、消灯施設6万箇所、
削減電力293万キロワット、
これは180世帯の年間使用電力を上回る規模だそうだ。
4年で大きなイベントに育った。
同じ2003年、支援費制度が始まった。
これによって、障害がある人が
「ヘルパーがいない、どうしよう、どうしよう。」
という日々から開放されて、
ヘルパーも共に人間らしい生活をしていける社会になると思った。
地域でその人らしい暮らしができるのだと、希望を持てた。
ところが、2006年、支援費制度は3年で廃止されてしまった。
それが障害者自立支援法に変わって、今は希望を持つのが難しい。
毎年2200億円を福祉予算から削っていく政策は
いったい何を目的にしているのだろう。
先週、一人の青年が亡くなった。
ヘルパーがいない時の死だったと聞いた。
御冥福を心より祈ります。
100万人のキャンドルナイトが一人一人の人によって育って来たのを見ると、
福祉の未来も、そこに関わるのが人であるかぎり、
まだまだ信じたいと思う。
ささき