ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧太田町長信田を往く-5③

2024年03月19日 | 旧太田町を往く

<「神成橋」から「斉内川」上流を望む>

●歩いた日:2024年2月6日(土)

●歩いた所

 ・斉 内:樋口、高野、越後屋敷、鴨首、川原、上斉内、段ノ腰、宝竜、諏訪田、壱本柳

 ・小神成:北野

●歩いたログ(足跡)(道のり5.6km)

(以上の地図:国土地理院地図に加筆)

 (「高野」から「越後屋敷」へと)さらに進むと、道端に大きな標柱が立つ。

(「越後屋敷」の標柱)

 書かれている文字が薄れ、一見何がかいてあるかよく分からないが、写真を拡大してじっと見つめると・・・。

 一番上に大きな文字が二つ・・、「奉鎮」。その下が二行になっていて、左側は・・、「越後屋敷火葬跡」。右側が・・、「交通事故物故者」と読める。下は「慰霊祭修行之標」、たぶん、これで間違いない。

 ということは、昔、火葬場があったというこの場所で、交通事故で人が亡くなったことから、またここで人があの世に引き込まれないように、火葬された人たち、事故で亡くなった人の慰霊祭を行ってお祓いをした、ということなのだろう。こんな標柱に初めて出会った。

 さらに東に進むと「みずほの里ロード」と交差する十字路がある。

(「越後屋敷」の「みずほの里ロード」交差点)

 「止まれ」のところが十字路。左が「角館・田沢湖」、右が「横手・美郷」の案内がある。

 まっすぐ行くと「真木渓谷」で、この谷の最奥に「薬師岳」、「和賀岳」の登山口がある。奥の白い山は「大甲」。

 十字路で南を望む。

📸005:「みずほの里ロード」交差点から南を望む

 「みずほの里ロード」が左上の方に延びて、上り坂になっている。そして、坂のところから右手に河岸段丘が延びているのが見える。手前は「斉内川」の氾濫原だったようだ。
 なお、左手奥の杉林のある辺りは「金井伝」(「旧太田町太田」)で、「長信田を往く-2」(2017.11.16~掲載)で歩いたところである。

 「みずほの里ロード」を北に向かい、「斉内川」にかかる橋の上から上流(東)を望む。

📸006:「神成橋」から「斉内川」上流を望む

 橋の名称は「神成橋」。「大神成」、「小神成」から採ったようだ。

 橋の上流側には歩道が整備されており、橋の真ん中付近に歩道が張り出したような展望所?がある。そこから上流にカメラを向けた写真。

 川には堰堤が整備されている。ログ地図を見ると、狭い間隔で何か所にも堰堤の印があり、川はかなり急傾斜であることがわかる。

 川の右手(南側)に桜の木や東屋が見え、ここの橋のたもとにも河川公園が作られている。

📸006:「神成橋」から「斉内川」下流を望む

 右手奥、「大神成」側にも河岸段丘が見える。「大神成」の家々は段丘上に建ち並ぶ。

(④に続く)


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