gakiのがッ♪

テレマークスキー、写真、クルマ、食べ物、等
自分の感じた事を、気の向くままに…

振り返ってみた♪ ②

2010-04-05 20:54:41 | テレマークスキー
さて、前の記事の続き

ショートターン

状態
 斜面状況は太陽熱で柔らかい状態に。
 滑るとバーン上に掻き分けられた雪が残るシャーベット状の雪質。
 あんまり深く板を回しこむとトップが押し退けた雪にひっかかる状態。

滑走前の滑りのイメージ
 ①トップが引っかからない様に、深回りせず、浅めのターン弧を作る
 ②斜面最初の中斜面はある程度ターン弧を正確に丸く仕上げる
 ③斜面中盤以降は徐々にターン弧を浅くしてスピードを維持してゴール
 ④フォールラインを崩さず、一定のリズムで仕上げる

実際の滑走感覚
 ①、②、④は上手くいった感じ。
 ③に関しては微妙な感じ。
 中盤の中斜面と緩斜面の変わり目でもたつきが有った様に感じました。
 そのために、ターン弧を浅くするタイミングが遅れ、スピードが持続せず、ようやくゴールラインにたどり着きました。

振り返ってみると...
 上位選手と比べると自分はスキーの方向が大きく振れすぎていたのでは?
 もっと、序盤から板を落としこんで、落下に逆らわない様に。
 上位選手は上体を低くして、しっかり落下方向に板を走らせていた。
 その差がゴール付近でのスピード感につながっていたと感じました。


総滑(規制)

状態
 バーン状態はだいぶ緩んで、ザブザブの雪質
 雪が溜まっている場所で深く加重するとスキーが潜って失速する状態
 コースは最初に緩斜面、緩斜面後半にポールでコース幅規制(ショートターン幅に)
 コース幅規制が無くなると、中斜面→緩斜面→ゴール
 
滑走前の滑りのイメージ
 ①プレターン+2ターン(中回り)で規制斜面へ
 ②小回り2~3ターンで規制斜面から抜け、中回り1ターンを挟んで大回り
 ③中斜面大回りの勢いを持続させながらゴール
 ④各、回転弧のリズムをスムーズにつなげる
 ⑤最後の中斜面から緩斜面の斜面変化時に深く加重せず、進行方向に両スキーを押し出す

実際の滑走感覚
 まず、序盤でプレターン+中回り1ターンで小回りへ
 小回りに入った時にブレーキングのエッジングをしてしまいました。
 小回り3ターン+中回り導入時に規制斜面を抜け、スムーズに中→大回りへ
 緩斜面→中斜面→緩斜面の斜面変化もスムーズに対応できました。
 そのまま、スキーを進行方向に進めながら大回りでゴール
 審査員の目の前での強いエッジングはちょっとNG要素が大きかったかな?

振り返ってみると...
 上位の選手は規制斜面前の緩斜面はターンせず
 スピードにのって規制斜面の小回りから演技してました。
 規制斜面の導入で失敗するより、何もしないほうが減点要素が無くて無難かも。
 中斜面は大きな弧を描いてスピードを維持し、ゴール手前で緩急をつける為、小回りでゴール。
 ワサワサの雪を大回りでのっそり行くより、緩斜面でリズム変化を入れてメリハリを効かした方が審査員にアピールできたかも。
 大会バーンは中斜面でいかに加速し、緩斜面でいかにスピードを殺さないかが決め手みたいです。

午前中の競技はここで終了

辛味噌ラーメンには気をつけろッ  


 

振り返ってみた♪ ①

2010-04-05 16:36:28 | テレマークスキー
昨日行われた”テレマーク技術コンテスト”について振り返ってみました

まず、ワタクシ、2週前に足首捻挫
コンテストに応募するもレギュレーションを確認せず
”細板はテレマーク用の物を使用”ということを1週前に気付き
当日に新車投入

こんなんで大会出場

審査員の採点基準は...
・スピードに乗った演技ができているか
・途切れの無いスムーズな演技が出来ているか
・斜面にあった演技構成ができているか
もちろんこの中にバランスの良いテレマーク姿勢ってのが入ってきます

ロングターン
自分の状態
 新車投入4本目の滑走ということで、板が馴染んで無くバタつきが酷い
 (朝イチの競技で雪面は緩みながらも若干硬い状態)
 新車ということで板を走らせる位置が掴めない
 どこまで強い横荷重が出来るか解らない

滑走前の滑りのイメージ 
 ①自分の状態と条件を考えて内足を軸に外足をターン弧に沿って送り出す事に集中。
 ②板のバタつきを抑える為に強いエッジングを避け、スキーの面を使って操作。
 ③常に上体はスキーと正対方向をキープし、ターン切り替え時のみ先行動作として外向。
 ④板の走りを出す為にターン始動時以外はやや後ろ気味のポジションで滑走。

実際の滑走感覚
 ①、②、③についてはイメージどおりに滑走できました
 ④については序盤の中斜面でやや体が遅れ気味になってしまいました
 また、中斜面から緩斜面の斜面変化時に、遅れ気味の上体が前気味になりました
 その結果、ターンのスムーズさを欠いてしまったかも...
 そして、ゴール前までスピードを維持する事が出来ませんでした

振り返ってみると...
 おそらく、スピード感が物をいったはず。
 上位の選手は早いタイミングで板を撓ませ、攻めた滑りをしていたのでは?
 自分はあえてリスクを犯さず、丸いターン弧を描く事を中心に演技。
 スピード感では攻めた選手とは一歩及んでしまうはず。
 新車投入で攻め切れない状態の自分には当たり前の結果となったのだと思います