本日もBBNです
榎田尤利さん『愛とは言えない2』
身体だけの関係ならと言われながらも、本気で受様を欲しいと思い始めた
攻様。熱烈アプローチを続けますが、攻様の過去を知る受様は彼を信じき
る事が出来ず、拒み続けます。しかし彼を信じたいと言う思いもあって・・・
昨日の『愛とは言えない1』の続編です
前作で少し縮まった2人の関係が攻様事情を主軸に描いて
攻様が父親の死を通して自分の言動を振り返り
受様との関係を改めて見つめ直す感じですね
ゲイだと言う事を告白できずにある女性と結婚した受様。
耐えきれずに妻に告白しようとした夜、
交通事故で妻が急死した為に深い後悔に苛まれ続けていましたが
義弟の脅迫めいた行動で攻様に過去を知られてしまいます。
受様に同情するでもなくあるがままに受け止めてくれた上
自分と恋愛をしようという攻様を
受様は前ほどには軽くいなす事ができなくなってしまいます
すこしづつですが
攻様に気持ちが傾きつつあっても
女関係の激しい攻様を疑う気持ちばかりが先に立つ受様は
受様を信頼して愚痴を漏らしていた攻様に
つい父親との確執を突く発言をして攻様を怒らせてしまいます。
すぐに言い過ぎたと後悔した受様ですが
どうしても謝る事が出来ません。
その上攻様の父が急死した事から攻様は
公私ともに多忙を極めた揚句
有る理由で不眠に悩まされてしまうのですが
受様に本気になりかけていた攻様は
素直に受様に慰めを求める事ができなくなって…
繊細でもろい一面を持つゆえに複雑な内面を抱える受様は
過去に捕らわれ続けていましたが
見るからに自信家な攻様は
過去よりも未来を見るタイプなので
どんな展開になるのかと思っていましたが
なんかとっても良い所で続くになっちゃってて残念
攻様はやればできる子(笑)なので
何でも難なくこなしてきた面も有りますが
父に負けたくないと言う反骨精神をバネに
何事にも向かってきた人だと思います
家族に顧みられなかった事は
無自覚でも攻様の心に淋しさを植え付け
次々と恋をする事でソレを振り払おうとしてきたのでは
もしかしなくても
攻様の方が打たれ弱そうな本作カプ。
それぞれが恋を自覚したら
初恋風味の手詰まりになりそうな予感