
者が今年は少し余裕ができたので、できるだけコンサートに行こうと決めたが、まず下記のコンサートへ行ってきました。
4月13日 愛知芸術文化劇場コンサートホール
指揮;鈴木雅明
演奏:バッハコレギウムジャパン
曲目:マタイ受難曲 ・
芸文のコンサートホールはアリーナ形式だが、前回のコンサートで指揮者の顔を正面にみる席(一般観客席の逆側)の臨場感が気に入ったから、今回はその最前列に席を取った。少し背中を立てると、部隊の後ろの壁の下が見えるところである。
今回、演奏者も演目もほとんど基礎知識なしに切符を購入した。そして演奏が始まったとたん以下のようなことに驚いた。(普通に演奏会に行っている人なら知っているでしょうが)
1.2つの小編成のオケとコーラスが、それぞれ独立に演奏。時々両方が一緒
2.古楽器独特のハーモニー 始まった時に音色にびっくり。
3.アルトのソロを男性がやる。
私はミッションスクールを出ているので、ソロや合唱が歌うストーリー(キリストの逮捕から十字架での死亡と復活)は理解できた。
演奏は面白かった。
2つの小編成集団同士の対抗、オケや合唱の中でソロを任された人の相手集団メンバーとの対抗意識があるのか、とても盛り上がった演奏をしていた。
指揮者は一人で3時間(休憩は15分あったが)大熱演。そして席の位置がいいから表情や身振りで、なにを指示しているかわかり、そしてオケや合唱がどう反応しているかもよくわかってあきない。オケに近いから右側から左へオケが代わると本当に音が飛ぶ。
また合唱やソロは一般席を向かって歌うから、顔を見ることができないがしょうがないが、本当に背中から声が出ているのを感じる。
ともかく上からかぶりつきで見ているから、ソロを歌い終わって席に戻る人がニコニコしていたら、気分良かったんだなってわかるし、ホルンを吹く人がリートを一生懸命調整していることもわかる。臨場感あふれている。
ともかくバッハがとても現代的であるということがわかった・・というより、現代の人が真似しているのか。ポピュラーで似ているフレーズがたくさんあったと配偶者が楽しんでいた。私はミュージカルのジーゼスクライスト・スーパースターの思い出と重ねて、場面を重ねてみていた。モブシーンの合唱の使い方なんかそっくりと思うところもあった。
チャンスがあれば、次はもう少し事前勉強しておきましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます