本来なら、スマホからその日のうちに投稿する予定だったが、いろいろ制限があり書きにくかったので、丹波の家のパソコンで改めて。
10日の朝7時前に発生した人身事故の影響が、午前中の福知山線ダイヤをズタボロにした。
当日大阪帰りのため、朝のテレビを見ながら準備していると、7時過ぎになって「尼崎-新三田、運転見合わせ」の一報。
この時は、宝塚以南で発生したこともあり、篠山以北では、大阪直通の丹波路快速やこうのとりに篠山以南で影響が出るかも、ぐらいにしか思っていなかった。
8時半過ぎ、予定通り柏原駅駐車場に到着。しばらくすると篠山口行ワンマンカーが定時で到着。
しばらくスマホをいじったりしていると、念のためと思い、列車位置情報を見てみる。
え!! なんとこの先、谷川・下滝・丹波大山各駅に電車がいる。さっき入ってきた篠山口行は、なんと柏原にいたまま。
そんなアホな、、、と思い改札口に向かうと、、、
いた、ワンマンカーが。
見切れているが、この時点では、下滝にも電車がいる。
ただ下滝の先の丹波大山にいた電車は、篠山口に向かった見たい。
問題なのは、目の前のワンマンカーが先に行ってくれないと、乗る予定の8号が入ってこれない。
悲惨なのは福知山行。大阪からの直通が止まっているうえ、篠山折り返しのワンマンカーが、ここと谷川にいる。
8号到着の5分ほど前に、ようやく谷川に向けて動き出した。
で、8号は見事定時に到着、、、だが、動かん、、、。
本来ならこの柏原でワンマンカーの福知山行と交換していたのだが、そのワンマンカーがまだ篠山に向けて走っているのだから、当然、交換なぞ出来ない。
4分ほど止まったのち、発車。
遅れて谷川に着いても、交換する丹波路快速が来ていないから、遅れ4分のまま発車。
が、案ずるほどなく4分ほど停車したのち、動き出す。
当然回復運転など出来ようもなく、そのままの遅れで下滝に着いたはいいが、ここで何と対向列車待ち。
元々、ここ下滝では1号と交換するのだが、この日はこの事故のため運休。
だから交換するのは、ようやく篠山に着いた2本前のワンマンカーの折り返し。
何もなければ次の丹波大山で交換すればいいのだが、この日は丹波大山にも1本前のワンマンカーがいるため、ここでの交換となった。で、その福知山行ワンマンカーは、8号が着いてから篠山口を発車した模様。
で、ようやく来たワンマンカーは、驚くほどガラガラ。回送列車かと思ったわ。
下滝を12分遅れで発車。この分だと最終的に30分ぐらいは遅れるな、とは思ったが、甘かった。
そのままの遅れで篠山口着。ここで10人ばかりどっと乗ってくる。いつまでも動かん快速にしびれを切らし、乗り換えたようで、車内で補充券を発行する姿を、久しぶりに見た。
反対側には、谷川で交換する予定だった丹波路快速が、やっと来た。
遅れ12分のまま篠山口を発車。広野までは快調に走る。が、その先からガタガタ。
新三田手前の電留線の見えるあたりで、信号待ち。車掌曰く「新三田駅が、満線で入れない(通過できない)」
今まで、新三田に入れないなんてなかった、、、。
いつもは高速通過するので、こんなにきれいには撮れない。
走行位置案内を見ると、先の区間には列車が目白押し。なんと2時間前の4号がまだ尼崎付近。
10分以上停車し、ようやく三田着。
結局、遅れ30分で三田発車。
もうこうなると、遅れは増えていくばかり。
西宮名塩付近から徐々にスピードは落ち始め、宝塚手前でも信号待ち。ただここでの信号待ちは時々あるので、気にはならない。
驚いたのは、宝塚到着時。
なんと停車のため減速中に、反対側にいた快速電車が動き始めた。これは初めて見たシーン。
当然ながら遅れ時間は伸び、36分遅れで発車。
4号はようやく大阪に着いたみたい。
8号はフルスピードで走ることなく、ゆっくりと川西池田を通過。
なんと待避する電車がなかった。と言うことは、全部の電車が前を走っている、、、。
スピードはさらにゆっくりになり、塚口手前あたりでついに信号待ち。
動き出すまでの間に、対向列車は4本通過。
当然動き出してもすんなり尼崎に到着できるわけなく、東海道線をまたぐオーバークロス部で、いつものように停車。
結局尼崎には、58分の遅れで到着、発車。
尼崎を出た後は、快調にラストスパート。58分の遅れが1・2分短縮できたのかどうか知らないが、大阪駅の電光案内には「約55分の遅れ」と表示されていた。
新大阪駅に着き、東海道線の案内を見ると、まだまだ事故の余波は続いていたみたい。
宝塚以南の事故で、篠山以北も大変な影響受けるのね。