え、えーっ!
「時計仕掛けのオレンジ」にはその後があって、結末は映画会社の意向で原作から削除されていただなんて。
しかも、今出版されている本が完全版だとは。
「削除できても書き換えることは出来ない」
原作と大幅に違っているとネットで批判されていたことで関心を持ち見始めた、先日の「ビブリア古書堂の事件手帖」でのことでした。
当時話題になっていた映画が街のはずれの小さな映画館で上映されるということで、友人Kと詳しい内容は知らないままに観にいき、「天気のいい休日に見る映画じゃないね」と共に暗澹たる気持ちだったという印象でした。
それから時を経て再度観た時、ずいぶん印象が違ってみえたのは殺伐とした時代に感化されてしまった自分がいたからだろうか。
主人公のその後が削除されていなかったとしたら・・・映画はそれほど話題にならなかった?
「2012ザ・ベストミステリーズ」で原作の一篇を読んでみたところ、洞察力の強い店主の栞子さんは長い髪の足の悪い女性でした。
テレビ版もそれほど悪いようには思えないのですが、文字から入るとそれぞれにイメージがあるので違和感がぬぐえないでしょうね。
auCMで初めて剛力さんを見た時なんか変と思っていたのに、ショートの栞子さんはキュートで素敵。
ハイネックにラウンドネックのジャンパースカートのせいか、本屋に勤めているシーンのヘップバーンを彷彿してしまいます。
階段から突き落とした人は?
栞子さんはこれがきっかけで足が悪くなる?
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