つらつら日暮らし

僧侶で作家の瀬戸内寂聴さんが死去 99歳

作家で僧侶、瀬戸内寂聴さん死去 99歳、愛と人間の業を描く(共同通信)

僧侶で作家の瀬戸内寂聴さんが、11月9日午前6時3分、心不全のため京都市内の病院で死去したそうです。99歳でした。

徳島市出身の瀬戸内さんは、2人の男性の間で揺れる女性の心理を描いた私小説的作品『夏の終り』で1963年に女流文学賞を受賞し文学的地位を確立すると、流行作家として娯楽色の強い作品を量産しました。その後、1973年に岩手県の中尊寺(天台宗)で得度し、法名を寂聴と名乗りました。

2006年には文化勲章を受章されるなど、作家として評価を得た人でした。

当方も、まだ都内在住の頃、どこかで講演を拝聴した記憶もあるのですが、詳細は忘却の彼方に・・・それにしても、まさに波乱の人生だったとしか評せませんで、当方の語彙力の無さを痛感します。心からお悔やみ申し上げます。

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