【学問】①一定の原理によって説明し体系化した知識と,理論的に構成された研究方法などの全体をいう語。
②勉強をすること。知識を得るために学ぶこと。また,それによって得た知識。
【勉強】①学問や技芸を学ぶこと。学習。
②ある目的のための修業や経験をすること。 「何事も-だ」
④物事に励むこと。努力すること。
一人の人間は、幾ら頭が良くとも世の中の森羅万象の知識を総て得ることは一生掛けても出来る業では無く、ほんの一部が得られるだけである。亦、人間の様々な技能は学問では得られず、経験がものを言う。学問を積んだ者が、行き成り、土方を遣っても焼くには立た無い。上で掲げた①の意味での学問を積んだ者が偉いとする考えは捨て去られねばなら無い。医者や教師が偉いとされていたのは、人々が其れ等の職種の人達が人に役立つことで懸命に努力している人達だと感じたからである。職業には卑賤が無い所以であった。
上で掲げた②の意味での学問は、例えば農業や漁業に従事しつつ学んで行けるものである。屡く言われる「身体で覚える」ことも、雅に、自分自身に課された仕事での経験そのものが教師或いは師匠と成るのだ。よって、学校に行かねば学問が出來無い訳では無い。
纏めれば、政治に通じている者が政治家に成り、経済や経営に通じている者が企業家と成り、義務教育しか出て無くとも早い時期から仕事をすることで経験を積んだ者はその道に通じる専門職の達人と成る。
然し、昨今、漁師に成ると言っても様々な資格を摂らねばならない。此れ等の資格を取るには就学と直ぐ結び付けるが、此れが問題である。就業の時期を遅らすことに成る。職種によっては、経験から得られるものは多く、得られた知識も実践に役立つのだ。仕事自体を研修とする手立てを工夫することが必要である。
職種は社会の分担機能と考えて、職種によって職業の卑賤を考える時代は終わらせなければなら無い。
②勉強をすること。知識を得るために学ぶこと。また,それによって得た知識。
【勉強】①学問や技芸を学ぶこと。学習。
②ある目的のための修業や経験をすること。 「何事も-だ」
④物事に励むこと。努力すること。
一人の人間は、幾ら頭が良くとも世の中の森羅万象の知識を総て得ることは一生掛けても出来る業では無く、ほんの一部が得られるだけである。亦、人間の様々な技能は学問では得られず、経験がものを言う。学問を積んだ者が、行き成り、土方を遣っても焼くには立た無い。上で掲げた①の意味での学問を積んだ者が偉いとする考えは捨て去られねばなら無い。医者や教師が偉いとされていたのは、人々が其れ等の職種の人達が人に役立つことで懸命に努力している人達だと感じたからである。職業には卑賤が無い所以であった。
上で掲げた②の意味での学問は、例えば農業や漁業に従事しつつ学んで行けるものである。屡く言われる「身体で覚える」ことも、雅に、自分自身に課された仕事での経験そのものが教師或いは師匠と成るのだ。よって、学校に行かねば学問が出來無い訳では無い。
纏めれば、政治に通じている者が政治家に成り、経済や経営に通じている者が企業家と成り、義務教育しか出て無くとも早い時期から仕事をすることで経験を積んだ者はその道に通じる専門職の達人と成る。
然し、昨今、漁師に成ると言っても様々な資格を摂らねばならない。此れ等の資格を取るには就学と直ぐ結び付けるが、此れが問題である。就業の時期を遅らすことに成る。職種によっては、経験から得られるものは多く、得られた知識も実践に役立つのだ。仕事自体を研修とする手立てを工夫することが必要である。
職種は社会の分担機能と考えて、職種によって職業の卑賤を考える時代は終わらせなければなら無い。
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