魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【国家論 ①】

2018-10-24 12:48:09 | 日本国のあり方

 国家は「国内外に対する暴力装置」を持って初めて国家として視止められよう。一つの観方だが、人間集団の組織が「国家」として認められるに軍隊や警察組織が無いということは、大抵の人が「しっくり」行か無いだろう。

 警察権は、主に国内統治に使われるが、軍隊は外国等対外的に使われる。

 では、何故、国家の成立要件に軍隊の保持が必要なのか?国家は対外的に利害が対立する本質を持つものだからだ。

 国と自治体の違いは「統治権」の有無に在る。更に、軍隊を持た無い単なる地域の人間集団の組織は、国家とは呼ばんだろう。一方、国民の思想信条や慣習、倫理観等が一様で多様性も其の中での多少の異なりであれば、統治はし易く、ならば、国家を運営するものにとっても、国民の多くが希望する福利を得られることについても、国民の同一性を壊す様な「多様性」や「共生」は、排除するべきなのである。

 「『人類何時何処でも平等である』ということが広まったこと」の根源は、色々の説が在るとはいえ、人類滅亡を導く「核戦争の恐怖」からであると我は確信してる。

 

続 く


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