魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【組織論から「女子体操問題」の検証、過去不道徳極まり無いことをして来たコメンテーターは不道徳行為の " 輝かしい " 実績者ではある。】

2018-09-07 14:23:32 | 論評

 「組織論」は社会現象を思考や推理に依る憶測に依るものでは無く,経験的な事実を基にして明らかにされる方法に拠って分析し、其の客観的法則を明らかにし様とする学問の上で共通の目標を有し、目標達成のために協働を行う何らかの手段で統制された複数の人々の行為やコミュニケーションによって構成されるシステムを研究する学問をいい、組織科学ともいう。

 体操協会の「共通の目標」とは、何か?

 スポーツの公的協会は、「競技者ファースト」で競技者を何よりも優先し、其の為に公費を注入して国民の福利を満足させるものが、協会の目標か?

 孰れにしても協会に属する者達は、「共通の目標を有し、目標達成する同じ目的の為に、協力して働きばらばら成ってるものを何らかの手段で一つに纏めて治めるとされた複数の人々の行為に依って互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと」で運営に参加すべきである。

 「ばらばら成ってるものを一つに纏めて治める」には、一般的ルーチン的運営事項を出来るだけ細かく決めて、個別に決断すべき事項については複数の者達の協議決定に任せるか、或いは組織を正しく纏める力のある指導者を先に決めて置くべきか、色々方法は考えられるが、孰れにしても組織としての「責任の所在」は明確にして置くべきであり、尚コーチ等は運営の実権を握る者の決定事項や協会の規約に従うべきである。

 実績や功績があり、人格としても問題無い人に個別問題の決定権を委ね、協会は予めそういう人に一先ず決定権を委ねるべきと思う。協会は規約や個別の問題を処理する責任者の選任を決めて置くべき詰めが甘かったのだ。


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