国家存立の「要件」として必ず上げられるのは、「国民」「領域」「統治権」である。
此のうち、「統治権」は、「 一定の地域を、主権者として支配し、安定させる権力」を言う。
上と「国家存立意義」は、意味合いが違う。此れは、「如何して」国家は必要なのか?と問うものであると言える。端的に謂えば、「一定の人々が安心して暮らせ、安定した人生を過ごせる為に、領域を占有し、自らを支配せねばならない」のである。
国家の構成員となった国民が安心して安定した生涯を全う出来る為には、糧とする食料や日用生活用品等々を産む「資源」と人間社会を恙無く運営する為の知力体力を使う「労力」が絶無である。
「統治権」を持って国を運営する者は、殆どの国が形だけでも国民に選ばせた代表である。先進国と呼ばれる国々は、自由民主主義という政治体制を採って代表民主制を採用して居るが、此の体制には大きな欠陥がある。
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