魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【人間社会の共有認識】の行方

2021-12-15 12:33:45 | 日本国のあり方

 社会の 成員として諸個人人間社会の中で『労働の成果』の共有分配交換を通じて血縁・地縁・利害関係などからの社会を形作る紐帯によって相互に結び付いている。此の結び付きは、人間社会が永い年月を掛けて熟成されるにつれて複雑な認識の共有が必要となった。更に、労働の成果の共有・分配・交換を支障なく行なって行く為には、諸個人間の協力関係(秩序)の維持を可能とするような種々の取り決めの認識(規範)を成員間で共有していなければならならなくなる。人間社会は道徳・慣習・法などの様々な規範を創り出しそれに諸成員を従属せしめることにより、て血縁・地縁・利害関係など、社会を形づくる結びつきを確立してきた。これらを制度という。制度は社会的存在物であるので、社会の諸員が認識の共有を通じてその存在を承認し、其れに従って行行動することによって其の存在を維持することが出来るものである。例えば、政府・法律・権利・通貨などの社会的制度は、社会を構成する諸個人総てが「ある」と思って行動するからこそ存在し得るものである。

  社会を構成する諸個人の共有認識は、『労働の成果』の共有分配交換を通じて諸個人同士を結び付いるもので、社会の諸個人が労働の成果を上げることは、必然、社会全体の利益に繋がることと成るのだ。


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