中国は今南シナ海や尖閣諸島近辺に軍用艦を送って威勢を示している。
北洋艦隊とは、光緒14年(1888年)に編成された中国清 朝の艦隊のこと。清国では北洋水師と呼ばれた。母港は威海衛。日清戦争において大日本帝国海軍連合艦隊と交戦(黄海海戦、威海衛海戦)し、日本の威海衛攻略の際に壊滅した。
今のところ中国は南太平洋の海洋覇権に集中しているようだが、ベーリング海峡あたりにも中国の潜水艦が頻繁に出没していると言うことだ。このことで中国に対するロシアの警戒感は増している。この地域は今現在はロシアが覇を唱えているが、中国の異常なまでの海洋覇権への執着は日増しに増大している。
大国と言われる国の外交の裏には、必ずや軍事力の誇示がある。この他国の誇示をその其の儘しておくことは、外の列強諸国にとっては、自国の国際的力を弱めることになる。此れが、国際社会の正しく力学なのである。
ロシアはごり押しの中国の制海権の伸長に楔を打つことを考えているのだ。その一つとして日本に一役買わそうとする狙いがプーチンには見られると言われている。事実、プーチンの次女は大学で日本語を専攻すると言う。実は、あの未曾有の震災のときもロシアの哨戒艦が津波の被災地の近辺に来ていたのである。勿論、先ずは米国が今回の震災では大活躍しているので、おいそれと被災救済を申し出ることはロシアは出来ぬのだが、隙あれば救済に一役買おうとの魂胆が我には見えたのだ。
更に、日本でやる筈だったスケートの選手権が震災で開催できなくなると、いち早くロシアは替わりの開催地を提供した。暗黙のロシアの日本へのラブコールは既に始まっているのだが、韓国命の野田豚政権では<このラブコールの受け手としては、あまりに役不足であり、使い物にはならないのだ。
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