テンションひくっ・・・
コンナコトデハ、イケマセンネ。
だけど、思うんですよ。
私は今まで、朗らかで自由なお年寄りしか知らなかったんだなぁって。
年齢や病で、体や頭の自由がきかなくなっていくと、
明るく朗らかでばかりはいられないし、
本当の意味での自由は難しいんだなぁ・・・と。
「生活を支援する」私達は、
それほどのコトは出来ちゃいないんだろうなぁって思い知るのです。
だけど・・・
今日は一つだけ「良かった」ことがありました。
お外に出ちゃダメよって言われたのにもかかわらず、
お庭にお散歩に行っちゃった女性を追いかける役目をいただいた私。
私自身も外に出たかったので、ちょっとラッキーなお役目。
雨が降ってきたので、雨宿りしながらのおしゃべり。
海の近くの施設なので、海の話を始めたら、
無くなったダンナさんが船釘を作る職人だったお話をされた。
大好きだったダンナさんが早くに亡くなってしまって、
寂しかったとおっしゃった。
息子さんと娘さんの話もしてくださった。
ダンナさんのお話は、特別何度もしてくださった(笑)。
立派な職人さんだったんですね、お会いしたかったなぁと言うと、
ホントに嬉しそうにされた。
お話は永遠(・・・かと思うくらい)終わらずに、
結局、私じゃ引き戻せないと思われたスタッフさんが呼びにいらっしゃった(汗)。
怒られちゃったね~フフフ・・・と、苦笑いしながら帰る途中、
「あ~~、今日はあなたと話せてホントに嬉しかった。沢山話せて楽しかった」
そう言いながら、握っている手をさすってくださった。
・・・泣きそうになってしまう私。
もう二度とお会いできないだろう私に、
また来てなとおっしゃる。
胸が詰まる。
たったこれだけのことで、こんなに満足してくださるのに、
普段の「支援」の中では、たったこれだけのコトが出来ない。
40過ぎて、この世界に足を踏み入れた私は、
何の力も無い未経験者で、
変だと思っても、イヤだと思っても、
それを変えられる力は無いんだろうけど、
こんな気持ちでは働けないなぁって思った。
「働けない」と言ってしまった実習生
あら、これって↑
五七五ではないの??(笑)
書いてて涙目になりながらも、ジョーダン言ってしまう
ダメダメなアタシ。
登れ登れ!天までのぼれるかもよ。