久しぶりにMさんちへ訪問介護に入った。
口が悪いお婆ちゃまと評判のMさんだけど、
キッチンに立つ私の背中にストーブを当ててくれる。
ありがとうと何度も言ってくれる。
私の靴を履きやすい向きに並べててくれる。
気をつけて帰るんだよと見送ってくれる。
私の車が角を曲がるまで、手を振ってくれる。
車から手を振りながら、
泣いたわ。
毎回気持ちが揺さぶられ過ぎる私は、
この仕事、向いてないか(笑)
馬鹿な国が、
訪問介護の報酬引き下げの方針を出したらしいけど、
住み慣れた自宅で自分らしく暮らす手伝いをする私達のテンションを下げ、
その結果、人手不足は加速して事業所を続けられなくなるのは想像がつく。
簡単に想像できる愚策なのに、
それをすすめる本音は何?
大規模な施設に高齢者は入れたらいいんだと思ってる?
自分や家族が
将来どうやって暮らせることが幸せか、
自分事として考えると良いよ。
と、
誰に向かって言ったら良いのやら。
「もう決まった事だから仕方ない」
と、みんな泣き寝入り?
そんなのばっかりだよね。
今日も立入禁止を無視する猫が
私の癒やし(笑)