天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

梅原猛という反靖国教授

2015-06-23 19:45:02 | 時事



梅原 猛

『靖国神社というのは
日本の神道の伝統ではないん
ですよ。出雲大社のように、
征服された敵方を、味方より
も大きな神社でまつるという
のが伝統です。勝った方だけ
まつるのは伝統に反してい
る。しかも靖国神社には戦争
への反省がない。東条英機元
首相がまつられている靖国神
社に行って戦争はしませんか
らと言うのはおかしい。ま
た、人情として戦争で死んだ
人の冥福を祈るのは分かる
が、そのなかにはたくさんの
隣人を殺した人間も含まれ
る。隣人の気持ちを考えるの
が義理です。小泉首相はあれ
はど歌舞伎を鑑賞していなが
ら、義理と人情の別がまった
く分かっていない。』

論評に値しないぐらい稚拙で的外れの靖国批判です。わざと下手に書いているとしか思えないほど拍子抜けです。

以前、ご紹介したお二人とは比較にならないほど酷いのです。

彼の人柄の良さなのでしょうか、日本への愛情なのか、兎に角反靖国を感じないのです。

彼は哲学者で西洋哲学を否定しどちらかと言えば日本哲学にウエイトをおいています。

日本史では仏教史に深く研究を費やしたようで
ご専門のようです。

『古事記』の神話に関する独特の解釈。論文「神々の流竄」で展開し、『古事記』の神話を史実でもなく、全くのフィクションであるということでもない、

藤原不比等による律令国家の「イデオロギーの書」であるとする解釈である。

同時に『古事記』を誦習した稗田阿礼は藤原不比等であるという説を打ち立てています。

つまり、歴史学者と明らかに違うのは検証過程で、はじめに哲学者としての様々なイマジネーションを巡らしながら歴史の流れを無視して

『古事記』だけを曲解してしまう、ですから彼なりの奇抜で独特な解釈が生まれるのです。

歴史学とは遥かに地味で堅実な資料の確認が要求されるイデオロギーに利用しづらい学問なのです。

私の意見として皆さんに知っていただきたい、『古事記』を全く知らない方への予備知識は
『古事記』と『日本書記』は共に天武天皇の

命で編纂された歴史書で『古事記』は国内向け『日本書記』は海外向けであったということでしょうか。

出雲神社の例を出して靖国が伝統に反しているとか、戦争の反省がないなど、全てを観ずして結論付けているのは全く乱暴な話です。

靖国神社の本質を全く理解されていない。戦前と戦後で明らかに本質は分断されている。にもかかわらず、顕彰を問題とする行為はあまりにも粗野で反論に値しません。

最後に小泉元首相の批判で主題とずれた政権批判は朝日新聞の御用学者の露呈を容易にします。

仏教の研究者、親中として小泉政権批判にはもってこいの教授を選んだものだと朝日のやり方に感嘆するしかありません。

彼の偉業に「スーパー歌舞伎」「スーパー能」を創作するなど、幅広い活動を行って、これらの業績が評価され、文化功労者に選出され、のちに文化勲章を受章しましたが、

伝統文化を部外者が改革するなどは文化の破壊行為に他ならず、長年かけて受け継がれた精神性の分断です。これに文化勲章を与える社会自体、皇室を破壊する文化テロリストになり得る
危険な思想が根本に存在する気がしてなりません。