2年前のNNNドキュメント南京事件のツイートに道産子☆日本を愛していますさんからリプが来た。ご覧のように志位和夫共産党委員長をリツイートしている。国会前を見れば誰もがピンと来るはずだ。安倍降ろしの一環であろう。
遣り取りをしたが平行線である。
道産子さんツイート
『日本の戦争犯罪である南京事件は、研究者によって歴史学的に確定した史実です。
「兵士たちの遺言」は、一次史料である日記&証言で構成された検証番組です。
その上で、清水潔氏の本によると『戦後70年企画』とあります。きっかけはその辺だと思います。結果、評価の高い番組になりました。』
『南京事件は、日本による戦争犯罪です。
研究者によって歴史学的に確定された史実です。
10万人以上（諸説あり）虐殺しました。
南京事件を、否定する研究者はいません。「無かった」と、素人が盲目的に主張しているだけで、レイシストも少なくありません。日本の恥です。』
『南京事件は、研究者によって歴史学的に確定した史実です。
日本軍によって、推定10万人以上（諸説あり）虐殺された客観的事実を、tweetしています。
＃南京大虐殺』
多くは主張せず主に赤旗の記事の写真を引用して
『南京事件は研究者によって歴史学的に確定された史実です。10万人以上（諸説あり）虐殺しました。南京事件を、否定する研究者はいません。』
と大体がこの繰り返しで否定派を「日本の恥」と主張する肯定派である。
外務省の発表する政府見解を見てみよう。
『1.日本政府としては、日本軍の南京入城（1937年）後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています。しかしながら、被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難であると考えています。
2.先の大戦における行いに対する、痛切な反省と共に、心からのお詫びの気持ちは、戦後の歴代内閣が、一貫して持ち続けてきたものです。そうした気持ちが、戦後50年に当たり、村山談話で表明され、さらに、戦後60年を機に出された小泉談話においても、そのお詫びの気持ちは、引き継がれてきました。
3.こうした歴代内閣が表明した気持ちを、揺るぎないものとして、引き継いでいきます。そのことを、2015年8月14日の内閣総理大臣談話の中で明確にしました。』
つまり、政府見解は南京事件という言葉は使わずに、『南京入城後非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない』であり、積極的肯定ではなく、あった事が否定出来ないとの立場である。
道産子さんの『歴史学的に確定した史実とし、素人が盲目的に主張しているだけで、レイシストも少なくありません。』と否定派を排外的に攻撃するが、どうもその主張は一貫しており、多くを語らないことが逆にそのようなマニュアルの存在すら予感させるのだ。
南京事件と南京大虐殺を同一視し、虐殺の言葉は政府も使っていない誇張表現であり、とても日本を愛しているとは感じられない憎悪の印象が強いのだ。
とても興味深いことに二人の遣り取りに同じタグを付けてにゃごまるという覆面匿名のリプが連続する。
にゃごまる ツイート
『１）事実に関係なく南京大虐殺とか言うための実の子殺しの一人っ子政策を
したのが中国で😑、「子供の時に守る人、同じ親から生まれる子供」
をほとんど知らないワガママな人が多いそうな😑。
勇気を出したのが1989年6月4日の民主化運動、「６４天安門事件」
＃南京大虐殺』
この人物は天安門事件の動画を貼り多少意味不明であるが、南京事件否定派のようである。
そこで私は気付いたのだが、この二人は同じ共産党員か共産党支持者ではないかと。
つまり、真面目な日本を愛する南京大虐殺肯定派と意味不明な馬鹿を演じる否定派のマッチポンプ的な印象操作も考えられると。
道産子さんが送ってきた赤旗の記事はまた別の機会に検証したい。
このように共産党勢力、NNNドキュメントは日本人の現実的被害者、広島、長崎、東京大空襲の数の確定している30万人という被害よりも、日本軍の数の論争が未だに決着しない南京大虐殺30万人の加害的側面を忘れてはならないと80年以上も前の自分がやってもいない戦争を未だに反省させ贖罪意識を植付け、戦ってもいない現在の中国政府の為に安倍降ろしに政治利用することは断じて許されざる行為と言えよう。