天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

古谷経衡のアパ批判

2018-05-04 10:51:58 | 時事


アゴラでは保守寄りと言われる古谷経衡氏であるが私に言わせれば保守を裏切り朝日の毒饅頭を食らった偽装保守である。そんな彼がアパ史観に噛み付いた。
朝日にとっては安倍政権とともに駆逐したいアパ史観をいかにして批判し、排除するか、おそらくそればかりを考えているのであろう。

小林よしのり氏は年を取りすぎた、そんな中にあって若くて同和問題に詳しいチャンネル桜出身の彼は言わば元保守を一通り研究した適任者としてハンティングしたのであろう。



アパ史観本より
『日本を激怒させ国民党政府軍と戦争をさせる為に、中国保安隊によって日本人婦女子を含む二百二十三人が残虐に虐殺された「通州事件」や、「大山大尉惨殺事件」、更には、国民党政府軍に潜入していたコミンテルンのスパイである南京上海防衛隊司令官の張治中の謀略によって、上海に合法的に駐留していた日本海軍陸戦隊四千二百人に対して、三万人の国民党政府軍が総攻撃を仕掛けた第二次上海事変を起こすなど、中国は日本に対して次々に挑発を繰り返し、それまで自重し冷静な対応を取っていた日本も、中国との全面戦争を余儀なくされたのであり、不当に日本が中国を侵略したわけではない。(中略)そもそも既に南京を攻略した日本軍にとって、南京で虐殺行為をする理由はない。一方、通州事件や大山大尉惨殺事件、第二次上海事件などでの日本人に対する残虐行為には、日本軍を挑発し、国民党政府軍との戦争に引きずり込むというコミンテルンの明確な意図があったのである。』
を引用して、

『日中戦争は一連のコミンテルンによる陰謀によるものであり、日本側はむしろ被害者であった、と一貫して主張しているのである。』と分析し、
また田母神論文からも同質の箇所


田母神論文
『この日本軍に対し蒋介石国民党は頻繁にテロ行為を繰り返す。邦人に対する大規模な暴行、惨殺事件も繰り返し発生する。(中略)これに対し日本政府は辛抱強く和平を追求するが、その都度蒋介石に裏切られるのである。実は蒋介石はコミンテルンに動かされていた。1936年の第2次国共合作によりコミンテルンの手先である毛沢東共産党のゲリラが国民党内に多数入り込んでいた。コミンテルンの目的は日本軍と国民党を戦わせ、両者を疲弊させ、最終的に毛沢東共産党に中国大陸を支配させることであった。』と引用して


『元谷氏と田母神ははるか以前から「コミンテルン陰謀史観」なるものを共通して信奉し、そしていつしかこの「コミンテルン陰謀史観」は広く保守界隈と、それに寄生するネット右翼(保守)界隈にとって「正史」として広く受け入れられていく。』と、

『アパホテル問題の核心~保守に蔓延する陰謀史観~』のタイトルを付け、秦郁彦の言葉を使って
陰謀論だけにスポットを当ててアパ史観を酷評するのである。


秦郁彦

『この種の矛盾や疑問を問いただしても、仕掛け人たちはびくともしない。論証をされても「参った」とは言わないし、予言が外れても平気で手直しするだけに終わる。読者も苦にしないどころか、逆に「トリック破り」を白眼視する傾向さえある。だからこそ、陰謀論と陰謀史観はいつの時代でも栄えていくのだろう。』

完全に読み手の恣意的解釈である。アパ史観も田母神論文も陰謀論を問題視しているのだが、それが全てで操られて戦争に突入して行ったなどとは書いていない。

両者が指摘しているのは、頻発するテロ行為が日本軍を戦争に誘い込むかの如く多発し、その影にはコミンテルンの暗躍が関係していた、程度の感覚であることは直ぐに理解できる。

歴史学的に瑕疵の多い陰謀論というが、太平洋戦争や日中戦争と表記する時点で歴史学は瑕疵だらけなのである。

最後に古谷に一言、少なくとも歳上の田母神氏には敬称を付けろ💢

歴史観の分断

2018-05-04 08:13:55 | 時事


朝鮮半島が南北に分断されているように日本の歴史観も分断されている。

この歴史観の分断は極めて明確な38度線があるわけでなく、その境界は不安定に揺れ動き波長のように曖昧であり、目には映らない。

戦後70年以上もかけてこの分断線は日本中に張り巡らせた保守や右翼であろうと家を一歩出れば、下手をすれば家の中でさえ分断線が存在するようになったのである。

戦後の歴史学は東京裁判の判決をトレースしただけのフィクションとも言える片側だけが記載された小説と言っても良いだろう。

つまり日本軍は"悪かった"のページのみで構成された未完成の骨組みに昭和の終わりから平成にかけて更に同色で誇張され肉付けされたのである。

二度と戦争をさせないという連合国の意図と二度と戦争はしたくないという日本国民の感情が共鳴して歴史観が完成した。

これを肉付けする際に著しい誇張があったことが慰安婦、南京の問題の引き金となり、歴史戦まで放棄する国民を作り上げるばかりか、更に日本を貶めることで権力を拡大させたのがメディアである。

従ってメディアがその権力を維持するのに死守するのがこの歴史認識である。

『日本軍は侵略戦争と植民地支配で近隣諸国に多大な被害を及ぼした。二度と戦争を起こしてはならない。』

日本軍が悪ければ悪い程、それが虚構であっても関係なく、只管その加害性だけを反省し、謝罪することで戦争を放棄することだけが善としてきたのである。それはたとえ慰安婦像が世界に建てられても、犠牲者数が著しく多くとも認めて謝罪し続けるのである。

これを覆すものは『歴史修正主義』であり、『ネトウヨ』であり、『勝った者が正義』であり、『歴史は勝者が作る』である。

このように小説と表現した東京裁判史観が茶番劇ならばどうであろうか。


日本は勝つために国際法を守り、
米国は勝っているのにもかかわらず、東京大空襲や広島、長崎へ原爆を投下し国際法を破った。

東京裁判は法を破った側が遵守した側を裁いた茶番劇と言えるのではないだろうか。

特攻を犬死とし無駄に若者の命を軍部は奪い、兵站を度外視して飢え死にさせた日本軍、と美化しないことが戦後の茶番劇の主流となった。

茶番劇の近現代史であることを知った日本人は先人の負の功績を中々払拭することは困難であろう一度染み付いた贖罪意識はそう易々と拭えるものではない。

日本人と日本人として生きる決意をしたものに言いたい。

『この国は天皇陛下よりも後に誕生している。その歴史を弁えて生きるのが日本人としての礼節であり、天に向かって唾を吐くである。』

有本さん想田、岩上、石平さん

2018-05-04 07:53:29 | X




想田和弘
『金正恩氏の発言にちょっとびっくりした。こういうことが言える人なのか。文氏を北朝鮮側に誘ったアドリブも、コミュニケーション能力の高さを感じさせる。ヨーロッパで教育受けてたことを思い出した。→金正恩氏:朝日新聞デジタル

当たり前だけど、両者の間に通訳すらいらないんだよなあ。日本で言えば、箱根で南北に区切られて分断されたようなもの。200メートル歩くのが、なんでこんなに難しかったのかと金正恩も言っていたが、本来、共存できないわけがない。

金氏の感慨は、このあいだベルリンで壁の跡を見ながら僕が抱いた感慨と似ている。ベルリンでは、壁があった境界線が往来の地面に刻まれているんだけど、人々がその上を自由に行き来する今では、壁があった事実すら噓みたいな気すらした。壁なんて取り払ってみれば何てことないんですよ。

いずれにせよ、南北が分断されてしまった背景に、大日本帝国による朝鮮半島植民地支配があったことを、私たちは決して忘れてはならない。私たちは傍観していられる倫理的立場にいない。』



有本香さん
『日本の統治がなかったら、朝鮮は、二分どころかズタズタになって、今あの半島に朝鮮人の「国」が存在しなかった可能性が高い。世界史を勉強し直したほうがいいんじゃないですか。』



岩上安身
『南北首脳会談から朝鮮戦争終結と平和協定となれば、日朝間の正常化がすぐ目前の課題となる。植民地とした謝罪と賠償なくして国交も結べない。そこにこの有本のような暴言、痴言、呆言、愚言が、飛び出せばたちまち外交は台無しになる。こんな愚者が保守言論人であることを日本という国家のために憂う。』


有本香さん
『という岩上さんの暴言を皆さんに晒しておきます。他人が自由に語ることを封じて恥じない、まあ、この御仁は言論人ではないからいいのでしょうね。』



石平太郎さん
『汚い言葉を並べて人を罵る以外に、日本の左翼が何かできるというのか。

岩上氏が有本さんのことを「有本」と呼び捨てにしているのに対し、有本さんはあくまでも彼のことを「さん」とつけて呼んだ。論争する以前に人間としてのレベルの落差は既にはっきりした。日本の左翼は何か主張する前に、まずは人間としての基本を学んでおくべきではないか。』



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朝鮮半島の38度線をベルリンの壁、のように物理的に存在したものの上に立ち感慨深げに旅行するのは一向に構わない。

38度線を箱根の山に例えることもどうかと思うが、大日本帝国の植民地支配という歴史的齟齬の分断は目に見えず、実は半島の分断より深刻である。有本香さんと石平太郎さん、想田と岩上の間を分断する歴史認識の壁である。

あいつらは壁の向こうでこちらを蔑み罵り排除しようとする。決して拉致問題はおくびにも出さない。