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お分りいただけるだろうか?玉城デニー氏の沖縄県知事選挙に出馬表明の右端に映り込む女性の顔が、沖縄独立派の糸数慶子である。
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彼女は全野党共闘(沖縄社会大衆党・日本共産党・民主党・社会民主党・みどりの会議からの推薦と、自由連合からの支持)を得て、無所属で参議院議員に出馬し当選している。
2006年の沖縄県知事選挙では社大党・民主党・日本共産党・社民党・国民新党・新党日本・自由連合の野党勢力の推薦を受け(保守系地域政党のそうぞうは「支持」)、に立候補。
新党大地も推薦・支持は見送ったが、鈴木宗男代表が糸数支援に駆けつけ、国政全野党が共闘した希少な例となっている。
つまり、彼女こそオール沖縄の顔であり、共闘を強固にする接着剤の役割を果たしていることが伺える。
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自由党の国会議員は、衆院が小沢一郎共同代表と幹事長の玉城氏の2人、参院4人の計6人である。玉城氏は知事選で議員辞職し、山本太郎共同代表は来年6月の参院選で改選を迎へ、場合によっては政党助成金交付の対象外となりかねない。
小沢一郎が一世一代の賭けにでたと見るべきであろうか、はたまた溺れるものは藁をも掴む、なのかは全て糸数慶子が握っていると見ても過言ではないことがお分りいただけるだろうか。