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最初にことわっておくがこの県民投票の結果がどうあれ国の辺野古基地移設が止まる訳ではない。つまり、デニーがいくら頑張って投票を呼びかけ100%の投票率で反対が100%だったとしても一県知事が国の政策を変えることは不可能だからである。
果たしてこの最初から意味をなさない県民投票を何故強引に推し進めたのかも全くもって理解し難い。
これが通れば民主主義の否定に他ならないのであり、小沢一郎が安倍政権を牽制する意味も理解不能でしかないのだ。
したがって72%が反対との結果も結局は無意味な数字であることは代案なき反対と選択肢の荒唐無稽さが物語っている。
賛成、反対、「どちらでもない」の三択となったのだが、この「どちらでもない」の52.682票と
投票を棄権した548.206名、合計600.888が「どちらでもない」か「どちらでも良い」なのである。つまり、反対434.273票を大きく上回る600.888人が「どちらでもない」ことになる。
要するに沖縄反対派県民投票であり、造反が114.933名もでたと見ることも可能なのだ。
この県民投票で知ることができたのは県民の約半数が正常な日本国民であったと言うことと、依然として左翼活動家が半数いるという沖縄県の危機的状態は変わらないということだ。