【シオル】とは自らの名声を得る為に積極的に人の死を利用すること。
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伊藤詩織さんのジャーナリストとしての活動を咎めるつもりは毛頭無い。ただし記者会見だけは別である。そこでこの違和感の正体に軽く触れたいと思う。通常ジャーナリスト、記者と名の付くものはイデオロギー的に中立であることが求められる職種だと思っている。つまり、個人的な考えが色濃く入ってしまえば、それは記者ではなく活動家に等しいのだ。自身も被害者である性被害を告発する過程はそれはそれとして確かにジャーナリズムとしては意義深く被害者にとって有益かも知れない。
然し乍ら記者会見で木村花さんやレイプ被害者の死を取り上げて自身の感情と重ねることは過度に人権意識を刺激して結果的に自身の利益としている。したがってジャーナリストとして非常に視野の狭い偏りがあり致命的なのである。シオルのはやめた方が良い。