天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

教科書問題という大問題

2020-10-22 18:00:00 | 時事






侵略を進出に書き換えたという誤報が大問題となり教科書問題、教科書誤報事件は起こった。時の首相鈴木善幸は訪中し中国側に迎合する形で処理しようとした。

実際には、日中戦争では「進出」ではなく「侵入」「侵攻」への書き換え、「侵略」の削除や、東南アジアでは「進出」への書き換えはあったようだが、この事件は一体どのように解釈するべきか、非常に分かりづらく、右左の二項対立ともなっている。また以後どの様な問題が起きたかを再度確認することによって正しい理解をする事が必要である。

まず基本認識として侵略と進出の言葉の意味の違いだが、

『侵略(しんりゃく、aggression)は、国際法上、ある国家・武装勢力が別の国家・武装勢力に対して、自衛ではなく、一方的にその主権・領土や独立を侵すこと』を意味し、
軍事学概念としての侵攻(invasion)が目的を問わず相手方勢力・領域を攻撃する行動を指すのとは異なり、『相手の主権・政治的独立を奪う目的の有無』に注目した用語である。



進出は進み出ること。また新しい方面や分野に進み出て、活動領域を広げることでソフトで別の意味合いでも使われる。



笠原十九司は「新聞各紙は、高校社会科教科書の文部省検定結果を報道し、多くの教科書で侵略の記述が薄められ、『侵略』という記述に検定意見がつき、『進出』『侵入』『侵攻』などという記述に改めさせられた」と記している。


秦郁彦は、歴史教科書問題について和田春樹が「韓国と中国の批判が、わが国の反動派、右派に痛撃を与えてくれた」と1983年3月に発言したとし、「日本人としての『国益意識』がほとんど見られない」「こんな心がけで、運動を広げられては我が国益は害される一方と思う」と論評している


1982年7月30日の第96回国会衆議院文教委員会にて文部省の鈴木勲初等中等教育局長は、「日中戦争における日本軍の中国侵略が『進出』それから『進攻』という用語に変えられている」という中国からの抗議について説明を求められたのに対し、「この華北への侵略というような点については、今回の検定の教科書を精査いたしましたが、この部分についての該当は当たらない」と答弁した。

同日の衆議院外務委員会にて文部省の藤村和男初等中等教育局教科書検定課長は、「表現が誤りだから訂正をしなければならなかったのかどうか」と見解を問われたのに対し、「ことしの春終了しました教科書の検定で、日本史、世界史の中で調べてみますと、原稿が『華北侵略』あるいは『全面的侵略』となっておって、それに意見をつけて『華北進出』『全面的進出』というふうに改められた事例は見当たらない」と答弁した。

これらの答弁は、「今年の検定で『侵略』を『進出』と変えた例はいまのところの文部省調査では見当たらない」(朝日新聞、7月30日)。「これまでの調べでは今回の検定で『侵略』が『進出』に言い換えられた例は見つかっていないという」(毎日新聞、7月30日)。「検定前も『日本軍が華北に進出すると…』であり、『中国への全面的侵攻を開始した』である。検定で変わってはいないのだ」(産経新聞、7月28日)というように新聞各紙で報道された。

朝日新聞は、8月14日に「『侵略』を『進出』になどと歴史教科書の記述を検定によって書き改めた、いわゆる歴史教科書問題は、・・・」と報道した。8月25日には「文部省は・・・今回の検定で・・・中国側が指摘しているような、日本軍の華北への侵略、中国への全面侵略の『侵略』を『進出』に変えた例は、いまのところ見当たらない」ことを7月30日に続いて報道し、「朝日新聞社のその後の調査によっても、文部省のこの発言は事実と認められる」と、当初の華北部分については報道が誤報であったことを再度確認する記事を掲載した。

一方、国会での藤村答弁以降すぐに「侵略」を「軍事行動」に書き換え「東南アジアへ侵略」を「東南アジアへ進出」と書き換えた帝国書院版の実例があると指摘され、前述のように「侵略」を「進出」に書き換えるB意見の改善意見が実教出版版「世界史」にも存在していたことも指摘された。以後の国会での論戦は、最初に報道された「華北」部分以外の侵略進出書き換えについてであった。

つまり、華北部分についての書き換えが無かったことが政府説明員の答弁で確認された後は他部分の書き換えを何故したかの追及に変わったのである。政府説明員の答弁は「用語の統一」であったが、質問者は「それでは何故、ドイツや蒙古(モンゴル)は『侵略』で日本は『進出』にしたのか」と詰問した。この論議の果てに宮澤談話が出たのである。

なお、歴史分野における教科用図書検定では、個別の教科書ごとに全体的な記述の調和を取るということで教科書内の用語使用に言及する「改善意見」(現在の「検定意見」の1部分に相当)もあった。「侵略」などの用語使用にかかわるものもそれに含まれていたと後者は主張しており、1978年には検定前後で「侵略」が「進出」に変わっている具体例があることを指摘している。

小川文相は、衆議院予算委員会で、教科書の「訂正容認」と「日中戦争は侵略」との旨を発言するに至った。

簡単に纏めれば、「侵略」を「進出」に書き換えたのでなく、「進出」を「侵入」「侵攻」へと書き換えたのだ。
つまり『侵略』にさせたい勢力が、はじめから『侵略』とは使っていなかったものを『進出』に書き換えた、けしからんどっちだ⁉️と騒いでいるうちに、小川平二文相が日中戦争は『侵略』だったと発言したのだ。


なんてことをしてくれたんだ。日本は侵略戦争などしていない。






はすみとしこツイ垢凍結を考える

2020-10-22 13:49:00 | 時事



はすみとしこ氏のツイッター垢が凍結した。4万人以上のフォロアーが一瞬で消えたのだ。

本人はこれからユーチューブに力点を置き、あまり未練は無いようだが、フォロアーはそうはいかないだろう。謂わば軽いペットロスのようにツイッターを眺めても空虚感しか感じないであろう。

現に私がそうだからだ。

伊藤氏の件もあり、凍結に関してはアンチコメントが湧きお祭り騒ぎの様相を呈している。

杉田水脈議員のイイね裁判が始まるのとほぼ同じタイミングにも底知れない組織的な力を感じる。

所謂パヨクと呼ばれるゲリラ的なポリコレが同時多発に起きているのだろう。

この問題の根本は竹田恒泰氏を差別主義者、排外主義者とのレッテルを貼った山崎雅弘等の保守狩りと言っても良いだろう。

一日も早い垢復活を切望している。