天使の梯子の彼方へ

ママのひとり言
  天使の梯子の彼方のまいこへ。。

脳震盪

2009-06-09 09:21:24 | Weblog
昨夜、8時過ぎ長女から電話、「近くの総合病院の電話番号教えて・」と。。
「また電話するわ・・」と詳しいことも言わず、、

そういえば週末、ゆいちゃんが胃腸風邪かも・・・って言ってたから、熱でも高くなったのかな・・って思ってた。
総合病院についた頃を見計らって電話を入れた。もしかしてお守りがいるのなら・・・と思って。。

電話の向こうで救急車のサイレン。
「総合病院、受け入れてくれなくて、、みかが頭打って、、、息はしてるけど、、、」と。。
もう何を聞いても泣いてて話にならなくて、病院だけやっとの事で聞き出して車に飛び乗った。

途中、パパが電話を入れても、「今、寝てるのか意識がないのかわからない、、」と。。
脳震盪にしては意識が戻るのは時間がかかりすぎてるし、
運ばれる病院もあまりにも遠すぎて、、
私もパパも不安がピークに達していた。

あの日、、こんな思いで病院まで走ったことを思い出す。
私はどうか無事でいて・・・と願いながら、、
パパはすでにまいこの命が終わりを告げていたことを知りながら、、、

病院を手前にお婿さんから電話が入った。
「もうしっかり意識も戻って泣いてます。。」と。。。

ハンドル握り締め安堵に涙が出てきた。
すでに晩酌後だったパパは運転が出来ず、私の運転だったから、、

病院に着いたら元気なみかちゃんの姿。。ホッ。。。

「脳震盪にえみがパニックになっただけで、、、」とお婿さん。
まだ仕事でお得意様との仕事の打ち合わせ中だったお婿さんも、
まるで生死の境をさまよっているかのような電話に
仕事を放り出して走ってきたと、、当たり前だけどね、、、

よく聞くと、
自分で病院に電話しても受け入れてもらえず
救急車をよんだものの小児科の先生がいないとか、脳外科の先生がいないとかで病院が見つからず
救急車も動けず、やっと病院が見つかって出発したところに私からの電話だったそうで、、
「それまでしっかりしてたんだけど、お母さんの声聞いたらホッとしてなけてきたんやもん、、」と。。。
あの涙で最悪なことまで想像してしまった父と母だ。。

子供を亡くすという究極の苦しみを経験してしまった父と母は
我が子に同じ苦しみを味あわせることになるほどの苦しみはない。

何はともあれやれやれ・・・

夜遅く、往復2時間のドライブになりました。