生まれ育った家にはテレビがあった。しかし、筆者専用のテレビはないまま、高校を卒業し、大学生になり、社会人になった。買ったのは20代後半だった。今もテレビを見る時間は短い。
その代り、ラジオが、いつも隣にあった。中学生になりすぐ、大阪の日本橋(電気屋さんが集まっていた)までラジオを買いに行った。黄色の卓上ステレオだった。ステレオで聞けるラジオが発売された時期だった。民間FM放送が始まった時期でもあった。
東京から飛んで来る雑音入るAMの深夜放送を聞いた。中学生時代はラジオ深夜放送の絶頂期だった。ながら勉強族だった。私にとりラジオは、高校を卒業してからの唯一の娯楽だった。
一番覚えているのは、大沢悠里さんのTBSラジオ番組。1980年代前半だっただろうか。受験勉強しながら聞いた。
写真は今使っているラジオで洗面所に置いてある。トイレにはステレオ放送で聞けるラジオがある。
朝は、書斎でラジオがだいたい流れている。
ラジオと自分は切り離せない。