だれのものでもない。世間一般が理解しているのは、以下の通り。
① 自分の労働によって手に入れた無生物(誰のものでもないもの)は自分のものである。
② 自分の労働と交換して手に入れた財は自分のものである。
③ 他人との自由な取引(譲渡、交換、売買)によって得た財は自分のものである。
だが、人間以外は人間の所有物になれても、人間だけは誰かの所有物にはなれない。私の身体は誰かの所有になることは決してない。ゆえに、私の所有物でもないのだ。
さらに、私の身体は私の労働の結果でもない。自己を認識した時点には、人体(=身体)は存在していた。自己と人体はだれのものでもない。したがい、この自己と人体が創りえたものは、だれのものでもない。
池田清彦さんが書いた「脳死臓器移植は正しいか」を読みながら、ちょっとだけ考えてみた。
(1回位所有したいですが)奴隷制度のなくなった今、アラブやアフリカの一部では妻も財産(所有物)とされているやに聞きます
臓器移植してまで生きたくないと思いますが
幼い子供がそれでしか助からないとしたらなんとかしてあげたいね、難しい問題ね?
(下の絵文字に意味はありません)