月曜の朝は「卵かけごはん」。
池袋時代から手前味噌を作っていた。お化け屋敷みたいな古くて大きな家に
住んでいたので、その家に住む菌さまと遊んでみよう、というのがきっかけ。
押上の天真庵は東京大空襲の時に焼けて、建てたものだから築71年目になる。
そこにも、人には見えない菌さまがいる。しかもふくろ菌(池袋の菌)とは違うおし菌
が住んでいる。目には見えないけど、味噌をつくってみると、「わかる」のだ。
ものを作ったりするのは、自分の手とかを使うので、頭でレシピどおりのことを
やるのとは、違うものがそこに働き、その人にしかできない「人間力」みたいなものが
吐露される域までいくと、こころまで伝わってくるようなものがある。
珈琲などの嗜好品は、チンピラがやってもそれなりのものができ、自己満足の
域にいると、ジコマコーヒーで終わってしまうけど、やっぱり、「その人」の人柄などが
あらわれているような一杯を飲みたいと思う。
自分の珈琲もまだまだだけど、いつかはそんな味が醸し出せれば、と思い、毎日精進珈琲をめざしている。
今朝の新聞にBSの今晩の番組が紹介され、池内淳子さんの「味噌汁」の
番組があること知る。池内さんは毎朝味噌汁の身に、蕎麦を入れていたそうだ。
そのうちに火曜日の朝は「味噌汁蕎麦」なんていうことをやてみたい、とか思ったりもする。
いけない、そろそろ卵かけごはんが始まる。10時まで。12時から19時まで通常営業。
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