昨日は不思議な秋葉系の夜だった。柴咲ほたるさんの歌と朗読。まるで源氏名みたい
だけど、すごく声が通って、歌もうまいし、朗読もよかった。
脚本は天城凛太郎くん。作曲家の難波研のピアノ。独特の世界を醸し出す。11月にもやることになった。
昨日も書いたけど、ぼくが会社を興したのは、秋葉。あきはばらは、もともと
東京が焼け野原になり、そこに空き地があったので「あきはっぱら」といわれて
いたのがルーツ。真空管やジャンクものを商う人たちが、集まりはじめ、最初
は「電機屋」みたいなものをやっていたが、人が集まるなら「食べ物やがいいや」
と転身して成功したのが「肉の万世」。確かに立地的にも駅から遠い。反対に最初
は食べ物やだったのを電気やに変えてうまくいったのが「石丸電気」。アキバには
一年しかいなかったけど、多士済々の人たちとで出会ったり、個性的な社長連中と
カナダの交通万博にいったりした思い出がある。バンクーバーのバーで知り合った「ジャック」
という日本人の料理人とうまがあい、彼がホテルまで自家用のアコードでおくってくれた
時にかかっていた「いつわまゆみ」が、印象的、いや心象的やった。
いけない、「卵かけごはん」の時間だ。いかなくっちゃ。
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