話は変わりますが

ギターやゴルフを趣味にのんびり暮らしています。ド田舎でのなんてことない日々を綴っています。

No,2402『スマホについて』

2020年02月04日 | 思想・雑感

アクセス頂きありがとうございます。

 
電車の中、レストランの中、病院の待合室。
そういう現場で、誰かが誰かと会話や談笑をしているのは普通のことで、よほど声が大きくなければ何とも思わない。
そこらじゅう会話だらけだけど、別に気にならない。
 
しかし、その中にもし携帯で話をする人がいると何故か気になる。たとえ声が小さかったとしても、『携帯で通話始めた人』とロックオンされてみんなの耳がその人に集中する様だ。
 
モラルとしてあかんということになっているが、騒音・音量レベルとしての害だけでいくと、ハッキリ言って大したことないと思うのだが…
よっぽど周りの会話している人たちの音量レベルの方がでかいし、下世話な内容が聞こえて来たりもする。ある意味個人情報ダダ漏れなのである。
なのにも関わらず、小声で通話している人の方が気になってしまう不思議!これは、マナー違反をしているというフィルターを通るからか。
 
車も、ながらスマホは捕まるが、ながら髭剃り、ながらハンバーガー、ながら熱々コーヒー、ながら大熱唱、ながら大爆笑では捕まらない。どれもながらスマホばりに、いやそれ以上に、運転への集中力が削がれるものばかりなのだが。
 
休憩室で太宰の小説を読んでる人は賢く見えて、スマホで同じ小説を読んでる人はチャラチャラした若者にしか映らないのかも知れない。
スマホは振り幅がデカい。
見た目では分からない。
 
僕は、スマホで会話している様が恥ずかしいので一人の空間でしか電話をしない。
ヘッドホンでオケを聴きながらボーカルの録音をしている状況と同じ気分。
周りから見たら、バックの状況が無音で歌声だけ聞こえる恥ずかしさ。
 
スマホ、携帯電話にまつわるマナーやルールというのは、個人的にはまだまだ整っていないんだろうなと思う。
 
人間自体がスマホになって来た気がする。
『私はこういう人です』感が人の雰囲気から消えていっている様な気がする。
 
その人のスマホを見て、その人をやっと知れる。
そんな時代になったのかも知れない。
だからこそ、スマホは人に見せれない。
 
話は変わりますが、お腹の肉は本当に落ちない!特に横。
 
終わり。