2009年8月10日台風9号が迫る中、
青春18切符をもち、あこがれの温泉地と思い出を求めて北に旅立ちます。
翌日、台風一過、今日は快晴です。
昨日は、土砂崩壊の影響で散々、
しかし、来て良かった。初志貫徹です。
盛岡駅で、「いわて銀河鉄道」に乗換、北へ向かいます。
『18年前、安比高原に2人の友人とスキーに行った思い出。
その時、お世話になった宿 「安比民宿ラベンダー」へ行きます。
当時の若かりし思い出の写真とお土産を持って、あの景色を見たくて。。。。』
【いわて銀河鉄道、花輪線】盛岡駅(1636発)から快速八幡平行きに乗車、荒屋新町駅(1752着)に到着。
ラベンダーの女将さんが、車で迎えに来てくれます。
1991年、パソコンの普及率10%とと低く、携帯もないとき。
宿を予約するにも旅雑誌に頼るしかなかった時代に、
雑誌「旅行読売」の小さなコラムに、
開店したばかりの安比民宿ラベンダー(0195-72-5388)を見つけました。
情報量は3行の小さい広告、
引かれるところがあり予約の電話を入れます。
大雪の中たずねると、若夫婦が笑顔で待ってくれています。
料理の質と多さにビックリしたことを思い出します。
夜は若夫婦と語らい、その人柄の良さに感激し、杯を重ね、
また訪れたい宿になりました。
この先は、あの無人駅「小屋の畑駅」、あの時は、真っ白でなにも分からなかった。
夕食を食べていると、お爺ちゃん自家製のどぶろくを馳走になります。
あの当時を思い出し、美味さがまします。
写真を見ながらみなさんと当時の話しに花が咲きます。
見送りにきてくれた宿の女将さん。左はわたし。
中央に立つ友人の車で青森三沢から安比高原スキー場まで連れて行ってくれました。
1日に10本しか走らない電車、
「最終の電車が通り過ぎます」時計を見ると21時40分です。
朝もやに煙る山並みに始発の電車が走って行きます。
部屋の窓からは、ラベンター畑が見えます。
明日は、盛岡駅まで戻り、青春18切符を使って松島まで南下します。
6時間のワクワク電車旅です。
『 青春18切符で巡る東北の旅 』 - クリックで閲覧できます。
青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉 2013.05.07作