2009年8月10日台風9号が迫る中、
青春18切符を持ち、あこがれの温泉地と思い出を求めて北に旅立ちます。
翌日、台風一過、今日は快晴です。
昨日は、土砂崩壊の影響で散々、
しかし、来て良かった。初志貫徹です。
【田沢湖線】盛岡駅(0758発)こまち95号で、田沢湖駅(0831着)に向かいます。
新幹線こまちに乗って
綺麗な田沢湖駅
田沢湖駅前からバス(0845発)で「アルパこまくさ」で行きます。
駅に着いたら鶴の湯(0187-46-2139)に電話します。
田沢湖駅から乗るバスの時間に合わせて、
鶴の湯温泉送迎車が、「アルパこまくさバス停」まで迎えにきてくれます。
標高も高い、「アルパこまくさま」から眺める田沢湖は空気が澄み切って美しい。
鶴の湯送迎バスで、山あいを走ること15分
「乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉」に到着。
憧れの鶴の湯です。
白濁の硫黄泉は、最高です。
夏ですね、刺されると痛いぶよがいっぱい飛んでいます。
秘湯感がすごい。
乳頭温泉郷の中でも最も古く、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉です。
今もわらぶき屋根の長屋「本陣」が残っています。
記念に鶴の湯のタオルを求めて、入湯。
ここは四つの源泉があります。
まずは、白湯にどっぷり つかります。「ウッ~アッっ いい〜!」
今日は長屋の一室をお借りして、休憩と食事をさせていただきます。
ほんとうは、宿泊したかったのですが、人気あるお宿2ヶ月前にはいっぱいでした。
入湯料400円、休憩料1000円
盛岡駅で求めた駅弁「岩手のおべんとう」と「山の芋の鍋」で昼食です。
鍋は鶴の湯温泉の名物。
独特の味をしている山の芋と、
近くで取れた山菜を手作りの味噌味で仕立てたお鍋です。
鶴の湯にいったらぜひ食べたかった逸品です。700円だったでしょうか。
お風呂の合い間に、スケッチ 現場で書くと筆が走ります~。
休憩室て会った人と話してみると、秘湯といいつつ、私の家の近くだったりして。
わずか4時間の滞在、「もっとゆっくりしたい!!」
次回は、湯治しながら乳頭温泉郷の七湯を巡りたいと思います。
名残惜しく、鶴の湯温泉(1620発)の送迎バスで、「アルバこまくさ」、
高原温泉を通って田沢湖駅へ
【田沢湖線】田沢湖駅(1603発)こまち22号で、盛岡駅(1639着)へ戻ります。
盛岡駅で、「いわて銀河鉄道」に乗換、北へ向かいます。
『18年前、安比高原に2人の友人とスキーに向かう。
その時、お世話になった宿 「安比民宿ラベンダー」へ行きます。
当時の若かりし思い出の写真とお土産を持って、あの景色を見たくて。。。。』
【いわて銀河鉄道、花輪線】盛岡駅(1636発)から快速八幡平行きに乗車、荒屋新町駅(1752着)に到着。
ラベンダーの方が迎えに来てくれます。
1991年、パソコンの普及率10%とと低く、携帯もないとき。
宿を予約するにも旅雑誌に頼るしかなかった時代に、
雑誌「旅行読売」の小さなコラムに、
開店したばかりの安比民宿ラベンダー(0195-72-5388)を見つけました。
情報量は3行の小さい広告、
引かれるところがあり予約の電話を入れます。
大雪の中たずねると、若夫婦が笑顔で待ってくれています。
料理の質と多さにビックリしたことを思い出します。
夜は若夫婦と語らい、その人柄の良さに感激し、杯を重ね、
また訪れたい宿になりました。
この先は、あの無人駅「小屋の畑駅」、あの時は、真っ白でなにも分からなかった。
夕食を食べていると、お爺ちゃん自家製のどぶろくを馳走になります。
あの当時を思い出し、美味さがまします。
写真を見ながらみなさんと当時の話しに花が咲きます。
見送りにきてくれた宿の女将さん。
中央に立つ友人N氏の車で青森三沢から安比高原スキー場まで連れて行ってくれました。
1日に10本しか走らない電車、
「最終の電車が通り過ぎます」時計を見ると21時40分です。
朝もやに煙る山並みに始発の電車が走って行きます。
部屋の窓からは、ラベンター畑が見えます。
明日は、盛岡駅まで戻り、青春18切符を使って松島まで南下します。
6時間のワクワク電車旅です。
『 青春18切符で巡る東北の旅 』 - クリックで閲覧できます。
青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉 2013.05.07作