ときどき 65から学ぶこと

褒めて育てる?⑧」

「褒めて育てて」 どうなる日本

 

もともと、褒めて育てるのは

「自分の存在そのものを認める感覚」を養うためです。

自分の力で、壁を乗り越えていくことを経験して

初めて自己肯定感は高まります。


頑張ってもいないのに、ただ褒められていい気持ちになっていたのでは、

本当の自己肯定感は、育ちません。


ただ「おだてられて」育てられてきたから、がつんとやられたら「ぽしゃん」となる。

だから「自分の存在そのものを認める」感覚は低くなります。


現実に大学でも会社でも、ちょっと注意すると傷つく若者が増えていて、

うっかり注意できない時代になってしまいました。


がつんとやられても、「自分の存在そのものを認める」感覚が、強ければ

自分に自信があるから、簡単には潰れません。


本当の自信をつけさせるには、

子どもを信じて鍛えること

 

特に幼少期には、

たとえば歩き始めたとき、

当然、親は褒めます。


厳しい壁を作りつつ、

「褒めるときは褒める」、でいいのではないでしょうか。


何でも褒めて、「しからない子育て」ではダメです。


おわり

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