「褒めて育てて」 どうなる日本
もともと、褒めて育てるのは
「自分の存在そのものを認める感覚」を養うためです。
自分の力で、壁を乗り越えていくことを経験して
初めて自己肯定感は高まります。
頑張ってもいないのに、ただ褒められていい気持ちになっていたのでは、
本当の自己肯定感は、育ちません。
ただ「おだてられて」育てられてきたから、がつんとやられたら「ぽしゃん」となる。
だから「自分の存在そのものを認める」感覚は低くなります。
現実に大学でも会社でも、ちょっと注意すると傷つく若者が増えていて、
うっかり注意できない時代になってしまいました。
がつんとやられても、「自分の存在そのものを認める」感覚が、強ければ
自分に自信があるから、簡単には潰れません。
本当の自信をつけさせるには、
子どもを信じて鍛えること
特に幼少期には、
たとえば歩き始めたとき、
当然、親は褒めます。
厳しい壁を作りつつ、
「褒めるときは褒める」、でいいのではないでしょうか。
何でも褒めて、「しからない子育て」ではダメです。
おわり